<阪神11R・阪神カップ>
軸 サンカルロ(1着流し)
本線 クラレント、レオアクティブ
穴 ブライトライン
次点 フラガラッハ、ガルボ
おさえ 1、7、8、9、15
スタミナの裏づけがある血統や、短縮を重視。ここは外からの差しが決まる展開にヤマを張り、マイルCSの出馬表が出た時点からほぼ決まっていたサンカルロを軸として選択。マイルCSで7着とそこそこ走ってしまった分、4番人気(朝時点で単勝のみ売れているが、単以外の売れ方から判断)とやや人気になっているが、同時にまだこの馬が力量的に終わっていないことも証明。「阪神14もしくは短縮」でのみ買っていればよい馬なので、ここ3走はいずれもその条件に合致せず評価を下げたが、今回はどちらの条件にも合致するため、素直に上位評価する。相手は注目血統に該当して短縮適性も高いクラレント、短縮で外差しが上位に来るような展開になればセットで浮上してきそうなレオアクティブ。穴は注目血統に該当し、ファルコンSで坂のあるコースへの短縮を決めた実績のあるブライトライン。


<中山10R・クリスマスカップ>
軸 サクセスパシュート(1着流し)
本線 サトノシュレン、タガノビッグバン
穴 ツルミプラチナム
次点 カフナ、タニノエポレット
おさえ 2、7、10、11、16
スタミナ血統や短縮を重視。軸のサクセスパシュートは血統や戦跡からスタミナの裏づけあり。過去短縮で3戦2勝と短縮への適性も高い。相手は本コースとの相性に加え、有馬記念でワンツーを決めるなど現在の中山の馬場に合っているステイゴールド産駒のサトノシュレン、菊花賞では激流に飲まれたタガノビッグバンの2頭が本線。穴はステイゴールド産駒のツルミプラチナム。


<阪神9R・万両賞>
軸 ディパッション
本線 トーセンパワフル、ノーブルコロネット
穴 ディープウェーブ
次点 オツウ、メイショウオオゼキ
おさえ 5、10、11、14、17
短縮やスタミナの裏づけのある血統を重視。さすがに16番人気と人気がなさすぎであまり来る気がしないが、大穴でも狙ってみたい魅力があるディパッションが軸。2走前の1400mでもかかり気味に追走していた馬で、前走の400m延長では抑えきれず先行して大敗。このようなタイプは短縮での期待値が高く、また父ダイワメジャーの産駒自体も短縮適性が高いタイプが多い。初戦、2戦目と控える競馬をしていた点も良い。相手は、人気馬の中ではキャリアを積んできたトーセンパワフル、本コース安定のディープインパクト産駒のノーブルコロネットの2頭。穴も同じくディープインパクト産駒のディープウェーブ。


<中山7R・500万下>
軸 ロングスローイン
本線 ジャングルクルーズ、インプレザリオ
穴 マイネルテンクウ
次点 ディサイファ、コスモユッカ
おさえ 4、5、10、17、18
軸のロングスローインは注目血統に該当。ジャングルポケット産駒は土曜日の2発に加えて、日曜もプレノタートで穴をあけるなど、現在の中山芝に合っている。馬自身は前走ダートで大敗しての叩き2戦目だが、3走前には一度このクラスを勝っている実績馬。それにもかかわらず、12番人気と全く人気がない。相手は同じジャングルポケット産駒で短縮のジャングルクルーズ、連続の外枠から内枠に変わり、ハーツクライ産駒もこのコースと相性がよいインプレザリオの2頭。穴は短縮でこちらも13~14番人気と実績のわりには人気が低いマイネルテンクウ。


<阪神12R・ファイナルS>
軸 エーシンビートロン(1着流し)
本線 キズマ、ポアゾンブラック
穴 キモンレッド
次点 アルゴリズム、ホクセツダンス
おさえ 4、6、8、14
逃げ先行馬少ない構成で、前残り競馬を想定。軸のエーシンビートロンは6番人気と多少人気を落としたが、本来はこのクラスでも勝ち負けになる馬。特に前走や3走前など、逃げ先行馬に厳しい展開となり力を出し切れていないが、ここは特に外枠に逃げ先行馬が少ないメンバーで、久々に展開が向くと判断。相手は軸同様、御影Sで敗退した先行馬からキズマ、ポアゾンブラックの2頭を選択。穴は特注血統で自在性あるキモンレッド。


<中山12R・ハッピーエンドC>
軸 コスモアクセス
本線 プランダムール、ケンブリッジヒーロ
穴 ラフレーズカフェ
次点 シルクブルックリン、レッドエレンシア
おさえ 4、6、8、12、13
逃げ先行馬少なく、ある程度前に行ける馬や内枠の馬を重視。メンバーを見たときは、今の馬場に合っているジャングルポケット産駒で短縮巧者のレッドエレンシアの軸を考えたが、厳しい15番枠に入ってしまったうえに3番人気と想定よりも人気。よって、軸には内枠の先行馬コスモアクセスを選択。内枠混戦向きのロージズインメイ産駒で馬自身も前走多頭数の内枠で勝利(2走前は内枠に厳しい馬場)。展開利を考慮しての軸。相手は短縮適性高いプランダムール、内枠混戦向きのケンブリッジヒーロの2頭。穴は注目血統に該当して短縮と、軸以上に面白い臨戦だが、後ろから行き過ぎる懸念が残る分評価を下げたラフレーズカフェ。