土日とも出勤なものの予想時間が少しとれたので、今週も土曜予想を。

天皇賞(秋)は、近年よく見るような「G1のある週は内を整えてくる」ような傾向が、土曜日で出ているか否かも踏まえて決めます。内枠巧者のエイシンフラッシュがもう少し内枠ならほぼ軸決まりだったのですが、微妙な12番枠で、ユウキソルジャーのようにそれでも貫くか否か。好枠引いて良いと思ったフェノーメノ、キングカメハメハ産駒がこのコースの実績に乏しいものの短縮6戦6勝という短縮巧者のルーラーシップは最終的に1、2番人気になりそう(カレンブラックヒルが前売り1番人気も、売れ方を見るとこれは最終的には4番人気)で、これらを軸にするわけにもいかず、枠が結構人気に反映されている印象です。カンパニーの勝った年のように、急に内が圧倒的に有利な馬場にならなければ、8番人気前後と必要以上に人気を落としたトーセンジョーダンでいくのもありと思っていますし、内有利馬場ならばナカヤマナイト(馬場が渋ればさらに)でも・・・ということで、現状ではかなり迷っています。


<京都11R・スワンS>
軸 オリービン(1着流し)
本線 グランプリボス、ダノンシャーク
穴 テイエムオオタカ
次点 エーシンホワイティ、レオアクティブ
おさえ 3、5、11、13
馬場はまだそれほど荒れておらず、かつ先行馬が少ない構成。よって、やや内枠や先行馬重視。軸のオリービンは枠も問題なく、ある程度前に行けてかつ短縮実績がある点を評価。相手は短縮実績あって血統的にも強調可能だが枠が少し気がかりなグランプリボス、短縮実績あるダノンシャークの2頭が本線。穴は単騎逃げ濃厚なテイエムオオタカ。


<東京10R・神奈川新聞杯>
軸 マイネルアダマス
本線 キョウエイアシュラ、ブラボースキー
穴 ラテアート
次点 ジョーオリオン、ゴールデンムーン
おさえ 1、5、10
いつも通り内枠、短縮重視のコース。ここは力量的に軸はキョウエイアシュラ、マイネルアダマスの2択で、人気的にも差はない。枠ならキョウエイアシュラであるが、短縮で[0 0 0 6]と短縮実績がない(函館SS4着など惜しい競馬もあるが)点が気がかり。よって、短縮で14番人気3着と大穴激走実績があるマイネルアダマスの方を軸とした。相手は前述の内枠短縮のキョウエイアシュラ、特注血統で実績上位のブラボースキーの2頭が本線。穴は前走東京芝14での「外枠、延長」で厳しく、本コースで準OP4着実績があり、かつ特注血統に該当するラテアート。


<東京12R・500万下>
軸 パラダイムシフト
本線 エフティシュタルク、フェアエレン
穴 トリニティチャーチ
次点 バーバラスアゲン、セイウンシェンロン
おさえ 2、3、4、6
外枠、近走先行、短縮あたりを重視。短縮についてはウマテックとパラダイムシフトの2頭だけとこのコースにしては少ない構成。ウマテックは短縮適性皆無で枠も微妙。一方のパラダイムシフトは、このクラスで3度短縮で穴激走したことがある馬で、短縮適性が高く、外枠も良く能力的にも問題ないため軸に。前走も芝で上がり1位と最低限の競馬はしている。相手は注目血統のエフティシュタルクと、前走延長ながら2着に粘ったフェアエレンの2頭が本線。穴は前走で延長ながら4着健闘したトリニティチャーチ。