なかなか相手が揃わず。府中牝馬Sは、マルセリーナやレインボーダリア(複勝もどきの3連複)が届かなかったのが痛く、ドラゴンライズも勝ちきれなかった。軸馬が5~7着の善戦止まりが多いのは嫌な傾向です。
<京都11R・秋華賞>
軸 アイスフォーリス
本線 ジェンティルドンナ、ヴィルシーナ
穴 ハナズゴール
次点 アロマティコ、ラスヴェンチュラス
おさえ 4、17
軸のアイスフォーリスは、前走で大外枠から終始外を回らされるロスの大きい競馬。内が大きく荒れていなかった中山だけにさらに厳しかった。オークス3着からも、本メンバーでも能力は大きく見劣らないにもかかわらず、10番人気と大きく人気を落とした。本来はもう少し内枠が欲しかったが、積極策示唆で先行することで少しでも内に入れたい。父ステイゴールドの産駒も近年でこのコースでの成績を急上昇させている。相手本線はさすがに能力上位のジェンティルドンナ、内枠先行で逆転狙うヴィルシーナの2頭。穴は嵌れば上位をまとめて差しきる底力をもつハナズゴール。これも強敵相手圧勝のチューリップ賞や、古馬相手4着の札幌記念を考えると9番人気というのは低い。
<東京8R・1000万下>
軸 ゴールドゼウス
本線 ビレッジペガサス、コウセイコタロウ
穴 エターナルロブロイ
次点 ヴェルティゴ、イーグルカザン
おさえ 4、8
外枠、短縮、先行あたりを重視。軸のゴールドゼウスはこれらの条件を満たし、かつ東京ダ14への短縮を決めた経験もある。相手は外枠で短縮のビレッジペガサス、先行馬で短縮のコウセイコタロウ。穴は先行馬で短縮のエターナルロブロイ。
<東京10R・秋嶺S>
軸 ロンギングスター
本線 イジゲン、ツクバコガネオー
穴 ヒラボクビジン
次点 ナイトフッド、ディーエスコンドル
おさえ 3、8、11
外枠、短縮、先行あたりを重視。短縮だらけのメンバーではあるが、その中では先行力があって外めの枠、コース適性や短縮適性を考慮してロンギングスターを軸とした。春に本クラスで連続1番人気になっていたような実力馬だが、特に2走前、3走前はともに前が総崩れとなる展開に巻き込まれて失速。7番人気まで人気を落とし、行く馬が少ないこの構成で巻き返し。相手は能力上位のイジゲン、短縮適性高いツクバコガネオーの2頭が本線。穴は短縮適性、コース適性が高いヒラボクビジン。
<東京7R・500万下>
軸 トキノサコン
本線 ダイワアクシス、アスールアラテラ
穴 アルトゥバン
次点 マイネルスパイス、ブルーグラス
おさえ 7、9
短縮重視。軸のトキノサコンは短縮適性高く、東京コースにも実績がある。相手は短縮のダイワアクシス、アスールアラテラ。穴は上がり堅実なアルトゥバン。
<東京6R・500万下>
軸 アーティクラフティ
本線 デルマエビス、セイウンオウサム
穴 シルクオフィサー
次点 マックスガイ、シゲルドリアン
おさえ 7、10、12
外枠、短縮、先行あたりを重視。軸のアーティクラフティはこれらの条件を満たしており、かつ期待値高いアグネスデジタル産駒の短縮。馬自身地方競馬ながら短縮を決めた実績がある。相手は先行馬の短縮デルマエビス、2走連続不利な枠を引いて力を出せずの短縮だが脚質的に置かれるリスクのあるセイウンオウサムの2頭が本線。穴は長期休養明け叩いて短縮のシルクオフィサー。
<新潟11R・信越S>
軸 プリンセスメモリー
本線 エアラフォン、ゼロス
穴 チャームポット
次点 サンディエゴシチー、ウインドジャズ
おさえ 1、6、13、15
軸のプリンセスメモリーは格上挑戦だが、昨年2段階降級してもすぐに好走できなかったように相手はあまり問わないタイプ。父の産駒は本コースでの実績があり、かつ短縮適性もあるので軸に。相手はデュランダル産駒が本コースへの実績があって短縮のエアラフォン、キングカメハメハ産駒が本コース向きで短縮のゼロスの2頭が本線。穴は注目血統で穴をあけた前走に続いて競馬しやすい条件のチャームポット。
<新潟8R・500万下>
軸 マックスストレイン
本線 オメガセニョリーナ、オースミマイカ
穴 ラントゥザリード
次点 ナオミノユメ、カレンシェリーメイ
おさえ 1、6、10、16
15番人気と大穴のマックスストレインが軸。ただし、今回は15番人気とはいえ、近3走はいずれも同クラスで5番人気に支持されていた馬で、現級実績もある。前走の惨敗で一気に人気を落とした格好だが、その前走は内枠有利な馬場状況の中、3コーナーから4コーナーで馬群の5頭分程度の大外をマクリ上げる多大なるロス。混戦向きの馬で、内枠がプラス材料。相手は脚質的に競馬しやすいオメガセニョリーナ、短縮のオースミマイカ。穴は2走連続外枠から内枠に変わるラントゥザリード。