土曜は軸の善戦止まりが多く(特に東京10Rが痛かった)、不完全燃焼。ただし、京都メインのテイエムクレナイや、新潟でことごとく無印の穴馬に走られるなど、雨の影響もあって想定外の馬がバシバシ突っ込んでくる非常に難解な馬場状況(特に、新潟芝短距離は、ここ2週ほど手に負えないぐらい「何でもあり」な結果でさっぱり)。さらに、東京は依然雨が降っており、新潟は明日も降り続く予報。よって、明日は勝負レースはゼロで、荒れそうなレースで大穴を広く浅く買って、1つでもひっかかればラッキーぐらいの気持ちで次週に備えます。


<京都11R・マイルCS>
軸 ミッキードリーム
本線 サプレザ、シルポート
穴 エーシンフォワード
次点 イモータルヴァース、キョウワジャンヌ
おさえ 2、5、8、9、14、17
土曜のメインでダート向きの血統を父か母にもつ馬が上位独占したように、ある程度のパワーが要求されるような馬場状況。軸のミッキードリームは、注目血統に該当し、短縮。短縮で過去4走して全て馬券になっている短縮巧者というのもプラスのポイント。キングカメハメハ産駒で重への対応も不安はない。相手は実績馬で高速すぎない馬場は良いサプレザ、注目血統に該当し、玉砕覚悟のペースで飛ばしたときのシルポート。穴は、やっと内枠を引けたエーシンフォワード。


<東京11R・霜月S>
軸 タマモクリエイト
本線 ブライトアイザック、ウィキマジック
穴 バーディバーディ
次点 インペリアルマーチ、ツクバホクトオー
おさえ 1、4、14
短縮、外枠重視。稍重ぐらいのちょうど差しが決まりやすい馬場を想定。1~2人気馬がある程度前に行く馬ということもあり、穴には差し馬を狙いたい。軸は短縮の差し馬、タマモクリエイト。延長短縮両用の馬で、昨年の本レース3着をはじめここ1年で東京ダートにおいて3度の穴となっており、9番人気ながら能力、適性ともに問題はない。相手は東京1400mはベスト条件のブライトアイザック、減点少ないウィキマジック。穴は短縮のバーディバーディ。


<東京12R・1000万下>
軸 エルヘイロー
本線 クラシックセンス、シルクグラサージュ
穴 カンタベリーダダ
次点 キングスリージョン、ダイワモービル
おさえ 5、8、15
短縮、外枠重視。軸のエルヘイローは10番枠で短縮、昇級戦。今年の札幌ダート1700mは内枠不利な傾向があり、その中で本馬は1番、1番、3番と内枠を引きながら昇級してきたのも評価のポイント。13~14番人気ぐらいと人気がないのも良い。相手は短縮、注目血統のクラシックセンス、特注血統、外枠のシルクグラサージュ。穴は注目血統のカンタベリーダダ。


<東京10R・奥多摩S>
軸 カトルズリップス
本線 タイキパーシヴァル、シャドークロス
穴 ユキノハリケーン
次点 ヤマカツハクリュウ、ラテアート
おさえ 7、11、17、18
内枠、短縮重視。軸のカトルズリップスは注目血統で、かつ短縮実績あり。多少同型がいるのが心配だが、速くなりすぎなければ。相手は短縮のタイキパーシヴァル、実績上位のシャドークロスの2頭。穴は内枠、短縮のユキノハリケーン。


<東京7R・500万下>
軸 ウィナーズマックス
本線 ドリームトレイン、サトノプレジデント
穴 エクスクライム
次点 シンワクイーン、オメガハートランド
おさえ 2、8、9
内枠、短縮重視。2歳戦なので、特に短縮でも今回以下の距離を使っている馬を重視。これらを満たすドリームトレインは2~3番人気なので対抗へ。軸にはウィナーズマックスを選択。1200~1800mまでの距離経験をはじめ、多様な経験に加えて芝でも馬券になったことがある馬でもあり、最低限の芝適性も証明。あとは3走前のように極端に置かれなければ。相手は前述のドリームトレインと、短縮のサトノプレジデント。穴は逃げ・差しと、芝12・14とともに2種類の経験をもつエクスクライム。


<新潟7R・500万下>
軸 アサクサポイント
本線 ツインエンジェルス、ウエスタンディオ
穴 ベストアンサー
次点 オメガブルーハワイ、インダクティ
おさえ 3、10、12、16
外枠、ある程度前に行ける馬を重視。また、不良馬場向きの背景があるような馬や、前走ダート、短縮のような馬も併せて重視。軸のアサクサポイントは、本コース注目血統で短縮、外枠、先行。なぜか12番人気前後と人気が急落しているが、2番人気4着だった2走前と同じような臨戦。枠は今回の方が恵まれているので、馬券圏内まで警戒。相手は前走不利な1番枠で2着と検討したツインエンジェルス、前走格上挑戦で2着し、注目血統に該当するウエスタンディオ。穴は短縮のベストアンサー。


<新潟11R・福島記念>
軸 マゼラン
本線 ゲシュタルト、マイネイサベル
穴 ヤングアットハート
次点 モンテエン、アドマイヤコスモス
おさえ 2、4、6、14
外枠、ある程度前に行ける馬、不良馬場向きの背景、短縮などの要素を重視。新潟芝20重賞は、基本的に同じような血統が走りやすいので得意。とはいえ、血統的に特に注目な馬では、サンライズベガ、バウンシーチューンが不利な内枠、モンテエンは人気。マンハッタンスカイ、ヤマニンウイスカー、ダンツホウテイ、ゲシュタルト、ケイアイドウソジンなど、ある程度向きそうな血統でも近走の調子や人気から軸にしきれない馬が多い。結局、明日の不良馬場を想定して軸にはマゼランを選択。前走は、近年稀に見る外差し馬場となった中山での内枠先行での惨敗で全く力を出せていない。不良では潮来特別の大楽勝をはじめ、2戦とも圧勝と適性あり。前走のように内で窮屈な競馬ではなく、外枠から伸び伸びと走ったほうが力が出せる。相手は注目血統で外枠のゲシュタルト、前走は枠順で力を出せておらず、新潟実績があるマイネイサベル。穴は道悪は血統的にプラスで外枠のヤングアットハート。