少頭数のレースが多いうえに、この後雨が本格的に降るか否かが微妙で、馬場想定も明瞭ではない。勝負したいレースもゼロ(あえて挙げればアルゼンチン共和国杯)なので、本日はおさえ気味。土曜に結果が出なかった分を、すぐにでも取り返したいところですが、あせらず次週巻き返すぐらいの気持ちで行きます。

みやこSも、不良まで馬場が悪くなったら、特殊馬場向きのホワイトマズル産駒のニホンピロアワーズから行こうかとも思ったものの、思いのほか馬場が悪くなっておらず、かつ人気馬が揃って良い枠に入ったので見送ります。


<東京11R・アルゼンチン共和国杯>
軸 コスモヘレノス
本線 オウケンブルースリ、ナムラクレセント
穴 ネコパンチ
次点 ピエナファンタスト、ビートブラック
おさえ 3、5、8、11
ジャングルポケット産駒、グラスワンダー産駒がそれぞれ複数頭3年連続で馬券になっているレースで、スタミナが問われる。ただし、土曜は引き続き高速馬場。とはいえ、雨が多少は降ることと、積極的に行く馬がズラッと揃ったことから、高速馬場でもスタミナを問われる締まった流れになるのではと想定。軸のコスモヘレノスは、本レースで強いグラスワンダー産駒。内枠時の好走が目立つので、もう少し内が理想ではあるが、行く馬が多くバラける展開でうまくロスを減らせば。相手はジャングルポケット産駒のオウケンブルースリ、3000m以上に適性があるスタミナ勝負に強いナムラクレセントの2頭が本線。穴は前走よりは条件が好転するネコパンチ。


<京都9R・長岡京S>
軸 メモリーパフィア
本線 スプリングサンダー、オールブランニュー
穴 ホーカーハリケーン
次点 チャームポット、ラインアンジュ
おさえ 1、9、13
内枠先行有利の馬場から、外も伸びはじめており、想定は展開次第によるフラットな馬場。軸のメモリーパフィアは過去芝18→芝12の大幅短縮も決めたことがある短縮巧者。あとはスタートを決めてガンガン行くのみ。相手は特注血統、短縮のスプリングサンダー、前走は内枠、先行馬決着を3~4コーナーで大外ぶん回しながら0.5差の8着まで詰め寄ったオールブランニューの2頭。穴は短縮のホーカーハリケーン。


<京都10R・京洛S>
軸 ベイリングボーイ
本線 ワイルドラズベリー、キョウワマグナム
次点 スカイノダン、ミキノバンジョー、スギノエンデバー
おさえ 2、9、14、17
開催前半の馬場とは異なる想定で、開催前半で力を出し切れずに人気を落としている馬を上位評価。軸のベイリングボーイは、時計がかかった方が良い馬。その意味では、2走前は開幕週、前走は高速馬場の外枠差しで全く力を出し切れていない。ある程度時計がかかれば、内枠先行有利だった函館スプリントSでも5着しているように、力は見劣らない。近2走の敗退で11番人気と人気を落としており、雨と荒れ馬場の補助で今年4度目の穴を出したい。相手は短縮、注目血統のワイルドラズベリー、前走は出遅れて好枠を生かしきれなかったキョウワマグナムの2頭が本線。


<東京8R・500万下>
軸 アフィントン(1着流し)
本線 ニシノフェミニン、ナムラエメラルド
穴 セニョリータ
次点 プロスペラスマム、エヴァ
おさえ 5、9、12
短縮は2頭。ただし、片方は中央出走がない馬。もう一方のアフィントンは4番人気とやや人気サイドだが、短縮実績あり、注目血統にも該当するので問題ないため、これを軸として選択。相手は前走延長で好走したように、注目血統でこの条件向いているニシノフェミニン、未勝利勝ちのある条件に戻ってのナムラエメラルド。穴は中央出走経験ないものの、ダ12→ダ17→ダ14という大幅延長を経験したあとの短縮という臨戦はそれなりに面白いセニョリータ。


<新潟11R・平ヶ岳特別>
軸 ニジブルーム(1着流し)
本線 メロート、バクシンカーリー
穴 サクセスゴーランド
次点 トップルビー
おさえ 5、9
中舘騎手を配置して無理やりにでも行きたいミスターマスタードをはじめ、前で運びたい馬が多い構成。流れが締まり、短縮が決まるような流れを想定。軸のニジブルームは注目血統で短縮。春は芝16~芝18の重賞戦線で戦っていた馬だが、短距離に矛先を向けてきた。もともと嵌るか嵌らないかの面が強い馬で、休み明けで人気を落としている状態で買っておきたい。相手は短縮のメロート、サクラバクシンオー産駒のバクシンカーリー。穴も同産駒のサクセスゴーランド。


<新潟12R・紫雲寺特別>
軸 ニシノマナザシ
本線 コスモソーンパーク、エーラゴーデオ
穴 メイショウヨウドウ
次点 ナイスミーチュー、オマワリサン
おさえ 5、7、9、18
短縮か前走ダート、ある程度先行力のある馬、中~外枠あたりの要素を重視。ただし、全て満たす馬はゼロ。軸については多少迷ったが、外枠、先行力があるニシノマナザシを選択。本馬の前走は惨敗だったが、外枠有利だった9月後半の阪神芝での最内枠でのもので、かつ前が崩れる展開。今回は展開面も枠も好転しており、かつ9番人気と人気もないので狙い目と判断した(午前中で単複のみ2~3番人気で売れているが、連からは9番人気前後に落ち着くはず)。相手は外枠で先行力も問題ないコスモソーンパーク、外枠のエーラゴーデオ。穴は中枠、短縮も、後方から届かない危険性が不安なメイショウヨウドウ。