シリウスSは初ダートのヤマニンキングリーが勝利。以前の記事でも書いたように、初ダートの馬は期待値が低く、未勝利戦以外はほぼ問答無用で消しているので、私はこのレースは当てられません。調べたら、3歳夏以降のオープン以上のレースで、初ダートの馬が勝ったのは2007年のマイネルスケルツィ以来、約4年ぶりになります。このような馬は、2006年以降[1 1 1 84]で単勝回収率6%、複勝回収率も11円という状況で、この中にはアリゼオ、リーチザクラウン、サンカルロ、レッドスパーダ、スプリングソング、フサイチホウオー、ニルヴァーナ、フサイチリシャール、アイルラヴァゲインなど5番人気以内が20頭もいるので、今日はある意味事故と考えて今後も初ダートはクラスが上がるほど軽視します。ちなみに、7番人気以下は、1000万下や1600万下を含めても、この5年で1勝もしておらず、「初ダートで穴狙い」は有効でないことを示します。
明日は多頭数のレースが多く、ついたくさん予想してしまいました。最近は安い配当しか当たらないですが、明日はどこかで一発ほしいです。
<中山11R・スプリンターズS>
軸 フィフスペトル
本線 ロケットマン、ラッキーナイン
穴 エーシンリジル
次点 ダッシャーゴーゴー、グリーンバーディー
おさえ 3、6、10、13、14
基本的には逃げ馬や内枠に有利なレース。差し馬なら、昨年のサンカルロのように内枠がほしい。また、この路線は外国馬が優勢。ただし、ここは外国馬のうちロケットマン、ラッキーナインは人気で、グリーンバーディーは外枠。よって、ここは日本馬から選択。日本馬のうち軸として選択するのはメンバー中唯一の短縮となるフィフスペトル。中山適性は高く、短縮も問題ないので、あとは内にもぐって前が空くのを待つのみ。相手は内枠の外国馬の2頭をそのまま配置。穴は内枠で注目血統のエーシンリジル。これも軸同様中山適性高い。あとは坂コースでは安定するダッシャーゴーゴーと、単純に外国馬のため高評価する(人気も9番人気と低い)グリーンバーディー。
<阪神11R・ポートアイランドS>
軸 ガンダーラ
本線 ショウリュウムーン、ロードバリオス
穴 スピリタス
次点 ダンスファンタジア、アドマイヤコマンド
おさえ 1、2、5
阪神は最終週。開幕週から外がやや有利な傾向だったが、土曜は芝で3枠以内の連対なしで外枠有利がさらに顕著に(のわりに的中につなげられない)。また、タフな馬場で短縮の馬にも注意。軸は中枠で短縮のガンダーラ。短縮適性も問題ない。相手は特注血統で阪神替わりは歓迎のショウリュウムーン、外枠でこのコースに実績のあるロードバリオスの2頭。穴は外枠のスピリタス。
<中山12R・中山オータムプレミアム>
軸 デイトユアドリーム
本線 クリスタルボーイ、エアティアーモ
穴 フェイムロバリー
次点 デュアルスウォード、キングパーフェクト
おさえ 3、6、13
軸は注目血統のデイトユアドリーム。前走はうまく内で脚をためたが、想像以上のハイペースで最後飲み込まれた。同じような競馬ができそうな枠で、前走のような乱ペースにならなければ上位争い可能。相手は外枠先行馬のクリスタルボーイ、外枠先行馬で馬自身が外枠向きのエアティアーモ。穴は休み明けから走れるフェイムロバリー。
<阪神9R・兵庫特別>
軸 スーサングレート
本線 ギュスターヴクライ、ダコール
穴 マッキーバッハ
次点 カリスマミッキー
おさえ 4、8、9、10
中~外枠重視。軸のスーサングレートは特注血統に該当。4走前から延長にも対応可能と判断。相手は前走不利な枠だったギュスターヴクライ、外枠のダコール。穴は外枠で注目血統のマッキーバッハ。
<阪神6R・500万下>
軸 ジャマイカジョー
本線 マルコフジ、ニホンピロシュラブ
穴 プリンセスエリー
次点 サルココッカ、ラガーリンリン
おさえ 1、10、12
先行馬重視。軸は1700mの短縮となるジャマイカジョー。過去ダート1200mへの短縮で2戦とも人気薄激走している馬で、短縮適性が高い。極端に置かれることだけが不安だが、中舘騎乗である程度前につけられそうなのは良い。相手はこれも短縮で2度人気薄激走している短縮巧者、かつ特注血統のマルコフジが本線1頭目。あとは単純に先行力あり、かつ降級のニホンピロシュラブが本線2番手。穴には、こちらも単に先行できることを評価してプリンセスエリーを選択。
<阪神7R・500万下>
軸 ジュヴェビアン
本線 マイネルガウロシュ、ティボリペガサス
穴 リトルダーリン
次点 ジャニアリシックス、ラブフール
おさえ 7、10、12
外枠重視。軸のジュヴェビアンは2走前に続く軸。前走は春に馬券になっている得意条件に戻るも、不利な枠の影響もあって人気を大きく裏切る結果に。今回は逆に恵まれた枠に入り、先行馬も少ないだけに力を出し切れると判断。9番人気と人気も落ちた。相手は外枠で短縮のマイネルガウロシュ、同じく外枠のティボリペガサス。穴は外枠、短縮のリトルダーリン。
<札幌10R・すずらん賞>
軸 ステルミナート
本線 アイアムネフライト、サドンストーム
穴 シーキングブレーヴ
次点 レーザーインパクト、エクセルシオール
おさえ 3、5、16
やや外枠重視。また、タフな馬場で短縮も併せて重視。軸は外枠、短縮で前走芝12→芝18の大幅距離延長から、実績ある芝12に戻る。極端に置かれなければ。相手は注目血統で、2走前にダートを使っているのが良いアイアムネフライト、前走で差す競馬を経験して接戦を制したサドンストームの2頭。穴は外枠、短縮のシーキングブレーヴ。
<札幌12R・利尻特別>
軸 コスモカンタービレ
本線 アドマイヤタイシ、スマートリバティー
穴 ランブイエ
次点 ショウナンカライス、リヴェレンテ
おさえ 1、4
やや外枠重視で、かつ短縮重視。軸は外枠、短縮のコスモカンタービレ。土曜も前残り傾向はあり、ここ2走は置かれ気味で、先行力にやや不安があるが、先に行くの意識が強い丹内騎手(というよりも、馬主の指示か)でもう少し前に行けるのでは。相手は外枠短縮で先行力もあるアドマイヤタイシ、短縮のスマートリバティー。穴は前走早めの競馬で良さが出たランブイエ。
<札幌7R・500万下>
軸 メジロソフィア
本線 リーサムハーツ、ヤマニンファンシー
穴 ヴィーヴァブーケ
次点 ヴィーヴァサルーテ、ヤマニンファンシー
おさえ 2、10、11
やや外枠重視で、かつ短縮重視。軸は注目血統に該当し、かつ短縮、枠も先行力も大きな問題ないメジロソフィア。相手は短縮のリーサムハーツ、外枠の先行馬ヤマニンファンシー。穴は外枠短縮のヴィーヴァブーケ。