また前週とは違った反省点が見つかった週。


日曜新潟7Rの相手抜けで15万馬券を逃したことと、小倉記念で最低限の複勝も当てられずで、微妙な結果に終わりました。同じハズレでも、何回予想しても無理と諦めがつくものもありますが(諦めがつくレースの方がむしろ多い)、日曜新潟7R、小倉記念の2つは、ともに後悔が強く残る結果でした。


小倉記念は、Cross Bias Analyserの特注血統が3頭(リクエストソング、キタサンアミーゴ、ヤマニンウイスカー)存在し、そのうち2頭が激走。しかし、七夕賞の回顧で「不利な馬場を通らされての負けで、次も狙う」と書いたサンライズベガを無理やり軸にして撃沈。今回は、血統的に注目に該当せず、かつ展開が向きそうなメンバーでもないにもかかわらず、変に七夕賞の回顧を「初志貫徹」してしまいました。キタサンアミーゴについては、人気のなさすぎに怯んで逆に評価を落とすというボーンヘッドをしましたが、サンライズベガとの人気の比較でも、最低限このレースはリクエストソング軸で複勝だけでも当てなくてはいけないレース。


ということで、先週は「過去のものとなったデータや格言にいつまでも惑わされない」が反省でしたが、今週は「出馬表を見てから、今一度冷静になる」(←当たり前のことですが)を反省点として、今後に生かしていきます。


ただし、軸の成績は3着以内率33.3%で複勝回収率176%と、先週は調子のバロメーターともいえる軸馬の成績が復調気配(穴印も3着以内率33.3%で複勝回収率142%)。昨年の同時期はどん底で、関屋記念の万馬券で少し息を吹き返しかけましたが、今年もこの週ぐらいから調子を上げていきたいです。


・日曜新潟11R(ドスライス単勝980円、3連単20050円。複勝250円と3連複3010円は省略)
買いたいレースが少なかったため、久々に新潟ダートを予想レースに(←調べたら今年初)。堅い決着。

sperの3着流し sperの3着流し


・日曜新潟7R(トーセンジャガー複勝570円)
相手抜けが痛すぎる。昨年夏の新潟外回りの浦佐特別でベストアンサー抜けで13万馬券を逃したのを真っ先に思い浮かべた。

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・土曜新潟9R(ピーエムヘクター複勝770円)
相手本線ウィルパワーが前に行けず4着で複勝のみ。こちらの相手抜けはあきらめがつく。

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・新潟芝
外回りは、想定通りの中~外枠優勢。1~2枠は[0 1 1 24]で、この凡走24頭の中には3番人気以内が5頭含まれている。ただし、今年も外枠狙いを想定していた関屋記念は、頭数が揃わなそうなのが非常に残念。内回りは枠の偏りはない。雨の中の競馬だったことで、多少馬場が荒れ、短縮が決まったり内回りも外にシフトしたりしてくる可能性もある。


・新潟ダート
9R中7Rで逃げ馬が残り(残らなかった逃げ馬はともに12番人気)、8Rで逃げ先行馬が勝つ先行有利の馬場状況。日曜新潟メインこそ短縮の馬が多かっただけに1、3着が短縮だったが、全体で見ると短縮が決まらないのも年間傾向通り。ただし、全体的に堅い(特に1200m)。


・小倉芝
小倉記念こそ荒れたが、1~2番人気成績が[11 7 4 6]の3着以内率が78.6%と、人気馬がなかなか崩れなかった。枠の偏りはあまりなく、ボロボロに使われていた2011年4月の芝の方が内有利だった印象。時計は小倉記念のレコードは極端としても全体的に速く、スピード重視。ゆえに短縮の優位性は特にない。サクラバクシンオー産駒が[2 2 0 2]と好調というのもスピードが求められていることを示す。小倉記念は、この週で未勝利戦も含めて最も上がりを要した超ハイペース決着で、やや特殊なケースだったともいえる(最速上がりでも35.6)。


・小倉ダート
堅くて手が出ない。一応、1700mは短縮が[6 3 4 41]に対して同距離&延長が[0 2 2 32]であるが、短縮で馬券になった13頭中12頭は5番人気以内。


・函館芝
先週もペース次第ながら基本的には内枠、もしくは先行馬。1~6枠までは差はなかったが、7~8枠は[0 1 1 42]とほぼ全滅。この分だと、今年も外差し馬場にならないまま開催を終えそうで、かつての函館芝12の名物追込馬(?)のトウカイボナンザのような最後方一気はなかなか出現しない。短縮、同距離、延長の臨戦の差はない。昨年の最終週は、外枠の先行馬が有利という馬場だったが、今年は基本は内枠や先行馬を重視しつつも、ペース次第で差しも警戒。函館2歳Sは、通常の2歳戦同様、経験(←必ずしもキャリアではない)を重視。登録馬ではアイムユアーズが特に良さそうだが、小倉記念の反省もあるので出馬表を見てから柔軟に予想を組みたい。


・函館ダート
逃げ先行有利。先週は12R中9Rで逃げ馬が3着以内に残ったが、今週は12R中10Rで残った(ここ2週で逃げ馬残り率は驚異の80%)。どの馬が行くのかを当てるのがキーポイントであるが、近走先行できている馬が当然のことながら無難。また、特に1000mで短縮が決まっていた。枠の偏りはない。