土曜は中山9Rが痛い軸馬4着止まり。最近は、不調期に多く見られる「軸4~6着病」を発病気味です。スタート一息が多く、位置取りを悪くするケースが増えていますが、出遅れは読めないのでこれは仕方ありません。全体的に頭数が少なく、予想がしにくい状況が続きます。


<阪神11R・マーメイドS>
軸 セラフィックロンプ
本線 アスカトップレディ、ラフォルジュルネ
穴 ロイヤルネックレス
次点 イタリアンレッド、ディアアレトゥーサ
おさえ 8、11、12
これまでよりは時計がかかってきているが、それでも土曜を見る限りある程度前に行っておきたい状況。軸のセラフィックロンプは注目血統に該当し、馬自身昨年のこのレースの2着馬で最低限の適性は証明済み。行く馬が少ない展開の中、昨年のような前での粘りこみを期待。相手は好位置で進められるアスカトップレディ、注目血統のラフォルジュルネ。穴は内枠である程度先行でき、注目血統のロイヤルネックレス。


<中山11R・バーデンバーデンC>
軸 フライングアップル
本線 ダイワマックワン、ロビンフット
穴 エーブチェアマン
次点 ケイアイアストン、レディルージュ
おさえ 2、7、9
内枠最優先。また、ある程度先行できる馬も併せて重視。ここは内枠先行のフライングアップルがブービー人気と人気を大きく落としている。本馬は過去淀短距離Sでも短縮で馬券になったように短縮適性は問題なく、かつオープン特別なら十分通用可能な能力あり。昨年のラピスラズリSでは、同じ中山芝12で2番人気7着と人気を裏切ったが、このときは不利な枠でのもの。このときよりも人気が大きく落ち、かつ枠が前回よりも恵まれた今回は狙い目。相手は内枠先行のダイワマックワン、先行力微妙も注目血統で内枠のロビンフット。穴は中山芝12では極端に悪くはない8枠で、注目血統、短縮のエーブダッチマン。


<函館12R・道新スポーツ杯>
軸 ミオリチャン
本線 クレバーサンデー、キョウエイアシュラ
穴 ティムガッド
次点 シチリアーナ、テイエムオオタカ
おさえ 1、9、11
土曜の函館芝は逃げ馬が6戦中5戦で残る前残り。枠はむしろ外枠の方が数多く馬券になったものの、前残り多数という事実と、過去の傾向より本質的には内枠、先行有利の馬場と判断し、ここも基本的には内枠の馬を重視。軸は内枠から降級で特注血統のミオリチャン。昨年札幌で連勝したように洋芝適性は高い。相手は同じく特注血統で、こちらは短縮適性も高いクレバーサンデー、内枠有利で2段階降級は非常に有利も短縮適性は微妙なキョウエイアシュラの2頭が本線。穴は内枠で洋芝適性高いティムガッド。


<函館8R・500万下>
軸 ユキノマークン
本線 スナークチェリー、ビスカヤ
穴 ファミリズム
次点 ホッコーマスタング、ウルトラファイン
おさえ 6、10、11、13
内枠重視。また、先行馬や前走ダートの馬にも注意。よって、ここはこの項目に該当するスナークチェリー、ユキノマークンの2頭が軸として浮上。この2頭の比較では、ユキノマークンは短縮だが、特に現在の函館が短縮が決まる馬場でもなく、ユキノマークンの短縮実績もないので、実質は差はなし。よって、単純に人気の比較で9番人気と人気の低いユキノマークンの方を軸にし、6番人気のスナークチェリーの方は相手本線へ。ユキノマークンは芝は1戦1勝であり、かつ勝利したのが洋芝の札幌というのは良い。相手は前述のスナークチェリーと、同じく内枠のビスカヤ。穴は短縮実績があり、洋芝の相対的スタミナ勝負で浮上しそうなファミリズム。


<函館7R・500万下>
軸 マキシムカムイ
本線 ペプチドサクシード、オリオンザブラック
穴 アポロジェニー
次点 エンジンゼンカイ、タピルージュ
おさえ 2、4
このコースは外枠、近走先行、短縮あたりが穴のキーワード。軸のマキシムカムイは外枠の先行馬で、かつ注目血統。また、2走前この距離への短縮を決めているように、短縮適性もある。また、この距離ではスタートダッシュを決めやすい減量騎手騎乗も魅力。休み明けに一抹の不安はあるが、11頭中10番人気と人気を落としており、人気的に狙いやすい。相手は外枠、先行で、実績のあるダートに戻るペプチドサクシード、外枠で減量騎手騎乗のオリオンザブラックの2頭が本線。穴はその気になればスタートは速い外枠のアポロジェニー。


<中山4R・3歳未勝利>
軸 リックラヴ(1着流し)
本線 ラントゥザリード、リキアイギムレット
次点 キチロクアユ、エクセレントピーク
おさえ 8、10、11
内枠最優先。軸は特注血統のリックラヴ。有利な枠を生かす。相手は同じく内枠のラントゥザリード、リキアイギムレットの2頭。