最近は、多少本業が忙しいので更新が遅れ気味です(ただそれでも3~5年前ぐらいよりはかなり余裕ですが)。よって、今週は簡易版とします。


馬券については、日曜東京5Rが3連複本線(1着2着逆が痛い)、他複勝的中があるものの、いずれも安いこともあり、今週は省略します。


ただし、簡易版とはいえいつもの馬場確認だけは怠らず行わないと、週末の成績に響くので、これだけは欠かさず実施します。とはいえ、週末はまた雨予報で悩まされます。


・東京芝
全体的に偏りは小さい。安田記念こそ7枠のリアルインパクトが勝つも、土日通して7~8枠は[2 1 0 52]の複勝回収率26円と不振。その前の週は激しい雨で外が伸びる状況が発生したが、今週は日曜東京10Rのショウナンアクロスの内差しやマヤノマヤの逃げ切りなど、日曜でも内の馬場が悪くない状況であった。安田記念も結局は1.32.0の速い時計の決着だったように、前の週の雨の影響はそれほど大きくなかった印象(土曜の前半レースを見たら多少時計がかかっていると思ったが、その後のレースを見るとそうでもなかった)。よって、短縮もあまり決まらない状況であった。
今週も、外枠を少し評価を落として、短縮もあまり重視せず・・・と思いきや、悩ませるのは土曜と日曜の両方に出ている雨予報。雨が降って時計がかかり出すようなら、短縮やダート→芝の馬の評価を上げる。また、雨が上がりだしたら内枠を重視するという基本パターンで。


・東京ダート
枠の傾向は1400~1600mでは年間傾向通りの外枠有利。また、日曜にやや差しが決まるようになっていたが、それでも前走で3角10番手以下だった馬が[2 3 2 49]の複勝回収率46%に対して、3角7番手以内の馬が[9 8 7 62]で複勝回収率96%なので、前走である程度先行している馬が良いという傾向自体は変わらない。臨戦の差は小さいが、年間傾向通り短縮を狙う予定。
ただし、こちらも雨予報がどう出るか。ある程度の脚抜きの良い馬場ならば、差しが届くように多少馬場がシフトするため、脚質について柔軟に考える。


・阪神芝
3~4月で例年より使い込まれたので、開幕週でも多少は時計がかかるのかと思いきや、近年稀に見る超高速馬場。土曜の最終はあのサクラバクシンオーのレコードとタイで、同じく土曜の10Rでド派手な勝ち方を演出したアドマイヤベルナは2ハロン目からラスト1ハロンを除いて全部11秒台という驚異のラップ。日曜メインも、内回りにもかかわらず最速上がりが33.2。このような高速馬場ということもあり、スタミナよりもスピード優先となった結果、短縮の馬は30頭いて勝ち馬ゼロ、同距離&短縮で連対馬の8割以上を占めた。少頭数が多かったこともあり、枠に大きな偏りはないが、内は荒れてはいないので基本は内枠が良い。次週も雨が降らなければ高速決着を警戒し、内枠、先行でよりスピードに優れる馬を重視したいところだが、こちらも雨予報で悩ませる。


・阪神ダート
1番人気が崩れたのが11R中2Rで、全体的に堅い結果。堅いこともあり、傾向があまり見えない。血統的に、通常ダートで多数派の米国血統の成績が全体的に落ち、例えばネオユニヴァース、マンハッタンカフェ、バゴ、ストラヴィンスキー、ミスキャスト、キングカメハメハ、リンカーン、アドマイヤベガなど芝の中距離も走れるような血統の馬が多く馬券になっていた。本来米国血統は、ダッシュ力で先行して押し切る競馬を得意としているが、先週の競馬はいつもより差しが決まっていたのも影響しているかもしれない。週末は雨が予想されているが、先週の傾向を踏まえると差すことができるような脚質が良さそう。
その意味では、今週日曜最終に登録されているリバーアゲインなんかは短縮巧者でもあり、差しが決まる馬場で「出馬表を見た瞬間に軸決定!」な印象が・・・。


・新潟ダート
1200mは、中~外枠、同距離臨戦の先行馬。短縮よりも同距離の成績が良いのはこのコースの年間傾向通り。「同距離&前走3角5番手以内と先行している馬」は、26頭いて3着以内率53.8%、複勝回収率140%と好成績。1800mも、基本は1200m同様に同距離臨戦有利。1200mと同じく、「同距離&前走3角5番手以内と先行している馬」は32頭いて、3着以内率46.9%、複勝回収率181%と優秀。距離が違ってもこれだけ同じような傾向が出ているため、これらの傾向に合致した馬がいれば、今週は買ってみても面白いかもしれない。でもこっちも雨・・・。