先週は東京ダートで勝負してことごとく外れ、重賞も大外れ。
日曜新潟直線レースは「前走ダートのパワー血統」でも穴印止まりのアナタノネガイの方が来て、土曜は京都10Rで穴の短縮のキャプテンルビーを見逃し、京都新聞杯はレッドデイヴィスが堅そうと思って見送ったら2頭しかいない注目血統の2頭が1着、3着。
ラインジェシカ、ワイルドライフと軸は来ても相手来ず、珍しく3番人気と人気馬から入ったアントウェルペンも馬券圏内を外すという、ある意味送りバントがダブルプレイになるような予想をしてしまうなど、チグハグな予想続き。
最後の最後で3連複が当たってくれたので助かったものの、全体的な予想精度が悪く、反省点が多く残る週でもありました。
馬券は以下。複勝のみの2つは省略します。
・日曜東京12R(3連複30970円×2、複勝410円省略)
高速馬場&本コースの特注血統に該当するキングカメハメハ産駒、カネトシディオスが2着。クビ差で3連単の10万馬券を逃すも、さらに4着に人気のセイウンジャガーズが来ていてこれに来られていたら配当が安くなっていたこともあり、贅沢は言えず。
・東京芝
昨年に引き続いての高速馬場。サンデーサイレンス系、母父サンデーサイレンス、キングカメハメハなど、瞬発力に優れる血統が好成績。特にスペシャルウィーク産駒は勝ちきれないまでも5戦2着4回でそのうち2回が7番人気と高い安定感。
ただし、こうなると、週末のヴィクトリアマイルはアパパネとブエナビスタが結構堅そうな印象が・・・。臨戦的には、高速であるが短縮は悪くない(同距離が57戦8勝、短縮が22戦3勝なので勝率には差があるが)。脚質や枠順の偏りは少ない。
ただし、ヴィクトリアマイルは例年内枠に有利になりやすいレースなので、基本は内枠から軸を選びたい(昨年は内枠違いでウェディングフジコを選んで不的中)。京王杯SCは、東京芝14で毎度おなじみの内枠、短縮から選択するのが基本も、昨年は超高速馬場になって全くの逆傾向に。中間の雨で多少時計がかかる方が、馬券的には狙いやすいか。
・東京ダート
12R中2番人気以内が9勝なので、堅い結果が多かった。短縮狙いで馬券的には不発だったが、それでも臨戦的には短縮が有利。想定と違い、土日通して逃げ馬が0勝だったように、最近の傾向よりも前残りの傾向が薄かったのが誤算だった。なお、枠順は先週もまた外枠有利。
次週も、雨には注意しながらもう一度短縮と外枠で攻める。
・京都芝
相当な高速馬場。ネオヴァンドームが勝った都大路Sの勝ち時計1.44.8は、昨年の都大路Sのシルポートの勝ち時計と並び、2008年以降全レースで最速タイ。その前の白川特別は、1000万下にもかかわらず、勝ち時計2.24.3(上がりも33.3)。これは、同じく2008年以降の全レースで2009年の京都大賞典と並んで最速タイ。
ということもあり、全体的にサンデーサイレンス系やキングカメハメハ、タニノギムレットなどの瞬発力に優れる血統が多く活躍した。ディープインパクト産駒が4勝、タニノギムレット産駒が2勝であり、京都新聞杯で穴をあけたサウンドバスターも母父サンデーサイレンスで、勝ったクレスコグランドもタニノギムレット×サンデーサイレンス。
超高速ということもあり、スタミナが要求されないので、短縮はあまり決まらずに[1 3 3 43]で、複勝回収率47%で、延長の馬が[6 6 4 56]の複勝回収率90%と好調。
次週も・・・と行きたいところだが、中間に雨が続きそうで馬場がどうなるか読めないのがまた苦しいところ。乾いてかつ散水などを行わなければ、同様に切れる血統で同距離や延長の馬から買うのも良い。
・京都ダート
短距離は短縮の馬が2~3着の穴として激走。基本的には先行馬が有利な馬場。
・新潟芝
内回りはやや内枠有利も、大きな差はない。短縮もあまり決まっておらず、堅い結果が多いこともあって狙いどころが難しい。外回りは中~外枠有利。5枠より外が9連対に対して、4枠より内は3連対。年間傾向通りの枠状況にはなってきた。直線レースは、やはり前走ダートの狙いが有効。
・新潟ダート
1200mは、年間傾向通りさっぱり短縮が嵌らずだったが、年間傾向とは違って馬券は荒れた。ただ、荒れ方の傾向がつかみきれないので、買うまでには至らず。1800mは先週は延長不利な傾向が出ていたが、単なる雨による一過性のものだったらしく、やはりよくわからないダートに逆戻り。この競馬場のダートは、さらに研究しない限り手を出すのが難しい。