先週は週中は不在だったので、4月23~24日、4月30日~5月1日の2週分の振り返りです。
3~4月は毎週ボロボロだったものの、ようやく東京/京都/新潟開幕の先々週あたりから調子を取り戻してきました。
ちょうど、競馬商材Cross Bias Analyserのバージョンアップの記事を4月30日(土)に記載しました。↓
http://ameblo.jp/fuyukisper/entry-10877262753.html
久々に大きいのが当たった5月1日(日)の東京最終の軸プロスペラスマムは、ちょうどバージョンアップ版のコース別注目血統一覧で、東京ダ1400mの注目種牡馬として追加していたマイネルセレクト産駒であり、新バージョンを使って予想しはじめた初日ということで絶妙なタイミングでした。
なお、マイネルセレクト産駒を、今回のバージョンアップで注目血統として追加した理由は、本コースで過去複勝回収率158%(500万下以上)と高い数値を出しているのに加え、以下の2点を確認したためです。
(1)複数の産駒が結果を出している
→1頭の活躍のみで押し上げられたわけではない。極端な例では、阪神芝14でラスカルスズカ産駒の成績が良いが、これはサワヤカラスカル1頭に押し上げられていて意味が薄い
(2)結果を出している時期が、ある一時期に集中していない
Cross Bias Analyserでは、血統データについても、数字だけの検証ではなく(数字の検証も必ずやっていますが)、1つ1つの種牡馬について内容を見て狙える血統を選別しています。ということで、ここ最近の長い不調を棚において、調子こいて商材の宣伝をしてしまいました。
やはり東京ダートや東京芝14は今年も相変わらず武器になってくれているので、今後もしばらくはこの条件は重点的に予想していきたいです。
ちなみに、今年の東京ダートでの軸馬成績は、3着以内率42.3%、複勝回収率が275%ですが、内訳は[3 0 8 15]でやたらと3着に偏っているのが特徴です(ただ、これでも一応単勝回収率も223%)。
それでは先週と先々週の馬券を併せて以下に。
・5月1日東京12R(3連単295100円、3連複60410円×2。複勝790円は省略)
軸&穴の短縮が揃って好走し、さらに最後の最後で軸馬がうまく差されて3着になったことで、3連単のおまけがついた。東京ダートは、昨年ぐらいから良馬場では短縮でも前走先行しているような馬の成績が良く、ここも行った馬のなだれこみ。
・4月23日東京6R(3連単21440円、3連複6680円×2。複勝370円と3連複フォーメーション省略)
こちらもまたまた東京ダートでの短縮。この日は雨が降っていたため、リンガスアクターのような差し馬でも届くことが期待できる。天気をうまく利用できた。
・5月1日東京8R(3連複10030円×2、複勝500円は省略)
毎度おなじみ「東京芝1400mの短縮、内枠」。ロケットスタートを決めた鞍上に感謝。1番人気が来たので配当は跳ねず。
・5月1日京都10R(3連複3330円×2、複勝250円と3連複フォーメーション省略)
短縮がかなり得意なベストクルーズで、2走前に軸にして前が詰まったリベンジといきたかったが、相手に1、2番人気が来てしまって配当が安くなってしまった。ガンダーラが差してくるのは予想外。
・4月30日新潟11R(複勝630円)
直線レース基本パターンの「前走ダートのパワー血統」。ただし、相手はともにおさえ以下の評価で、複勝のみ。枠にこだわりすぎて、直線巧者のキングオブザベストを評価しきれなかったのが痛い。
・4月24日京都6R(複勝1030円)
短縮が決まる傾向のある今開催の京都ダート。こちらの相手抜けは悔いはない。しかし、3~4コーナーで狭くなっても慌てず構えてロスなく内を差した酒井学騎手は本当に巧み。騎手にあまりこだわらない私も「酒井」という名前だけは、新聞を見るとついチェックしてしまうようになってしまっている(今年は軸印と穴印で合計8回選択して、そのうち6回馬券に絡み、10番人気以下2頭を含んでいる)。過剰人気が見られるまで今後も注目しておきたい。
続いて先週の馬場確認。
・東京芝
なんと、10R全てで1番人気が馬券に絡むという本命党向きの週。また、10R全て勝ち馬は差し追込馬。人気薄の逃げ先行馬が粘って2~3着のところを、人気の差し馬が差すという繰り返しだった。枠は7~8枠がやや不振の他は偏りが小さく、臨戦の偏りも小さいが、これは人気馬が良いために傾向が見えにくいのも影響。芝1400mは年間傾向通り、内枠、短縮が狙い目。血統的にはロージズインメイ、アグネスデジタル、ゴールドアリュール、フレンチデピュティ、スウェプトオーヴァーボード、スキャン産駒らが活躍しており、ダート適性の高い血統の激走が目立った。
・東京ダート
こちらも、12R中9Rで1番人気が絡む(こけた3頭は、インペリアルマーチの他、初ダートのジャービス、落馬のスガノメダリスト)。単純な回収率だけなら、複勝1万超のトーホウオルビス1頭にひっぱられている同距離が良いが、これを除くと複勝回収率47円に過ぎず、やはり基本は短縮から狙うべき。また、特に日曜は逃げ先行馬が圧倒的有利な馬場で、トーホウオルビスの粘りが一番の典型例。次週も良馬場ならば、短縮に加えて先行力も重視したい。
・京都芝
雨の影響もあり、短縮の成績が上昇。枠や脚質の偏りはない。次週も雨の影響があれば短縮を狙いたいが、良馬場ならば微妙であり、土曜は時計が出るか否かを判断して日曜から勝負でも遅くはない。
・京都ダート
12R中1番人気が8勝、5番人気以下の連対がたった1頭という本命党向きの週。ただし、日曜5Rのユウキマリアッチ、6Rのマルコフジ(←昨年短縮で3連複24万を当てた馬で覚えていたが、阪神向きと思って見送ったのが大後悔)と2頭が短縮で3着に突っ込んできたように、先週に続き短距離は短縮が決まっている。この調子ならば、次週も面白い短縮の馬がいたら積極的に狙っていっても面白そう。
・新潟芝
外回りは、少しずつ年間傾向通り内枠不利な傾向になってきている印象。また、雨の影響があり、主に外回りで短縮の馬が激走。また、直線レースもそうだが、14R中4Rで前走ダートの馬が勝利している。内回りは内枠の人気の先行馬がそのまま押し切るような展開が目立っている。馬券的妙味なら外回り。
・新潟ダート
1200mは相変わらず堅すぎて手を出せない。
ただし、1800mで延長が[2 1 1 38]の複勝回収率25%に対し、短縮&同距離が[4 5 5 17]の複勝回収率142%と明確な偏りが見られる。雨による一過性のものか不明だが、多少狙ってみても面白いかもしれない。血統的には、ネオユニヴァース、マーベラスサンデー、ダンスインザダーク、リンカーンなどのスタミナ型サンデーサイレンス産駒に加え、キングカメハメハ、キングマンボなど芝中距離型のような産駒が活躍している。