土曜は除外などもあり、また今ひとつの結果。中山牝馬Sで、注目血統&実績ある短縮のフミノイマージンに印をまわせないことや、カウアイレーン・レディアルバローザのキングカメハメハ産駒の選択を誤ることなど、不調期を感じさせる予想内容ではあります。ただし、1年を通すとこのような時期もあるので、徐々に取り戻していきたいと思います。
阪神芝重賞は、先週からキングカメハメハ産駒ばかり軸にしていましたが(好走率は50%)、大阪杯は内回りに加えてキングカメハメハ産駒が全般的に苦手としている芝2000m(2008年以降、新馬未勝利込みで芝14、15、16、18、22、25と非常に幅広い距離で複勝回収率90円越えという素晴らしい種牡馬であるが、なぜか芝20は59円とガツンと回収率が下がる)ということもあって評価を上げられず、ダービー卿CTはキングストリートは1番人気で、コスモセンサーは外回りで今の傾向だと脚質的に微妙なので軸にできず・・・ということで、それぞれ別の種牡馬の産駒を軸にします。


<阪神11R・大阪杯>
軸 ダノンシャンティ(1着流し)
本線 ドリームジャーニー、エイシンフラッシュ
穴 ヒカルカザブエ
次点 タッチミーノット、ヒルノダムール
おさえ 5、12、13、14
やや短縮重視。あまり買いたい穴馬がおらず困るメンバー構成。よって、軸には単勝6.1倍の5番人気と人気サイドだが、注目血統&短縮実績と好材料は一応揃えたダノンシャンティを選択。NHKマイルCの内容からも、短縮適性は高い。相手は短縮で、かつ阪神内回り適性が高いドリームジャーニー、短縮のエイシンフラッシュ。穴はもう1回叩きたい印象があるが、一応短縮実績はあるヒカルカザブエ。


<小倉11R・オラシオンS>
軸 ダノンブライアン
本線 シゲルモトナリ、ラインブラッド
穴 ユメイッポ
次点 エーシンヴァーゴウ、ドリームゼロワン
おさえ 1、4、5、7
前走ダート、パワー血統、内枠や先行馬重視。前走ダートはハッピーダイアリーとメイショウボンハオの2頭がいるが、前者は注目血統で内枠先行ではあるものの、初芝なので自動的におさえ以下の評価になり、メイショウボンハオは後方からで展開的に微妙。よって、前走ダートから軸を選ぶのはあきらめる。そこで軸に選択したのはダノンブライアン。内枠、先行で、かつ2走前までダートで実績を残していた馬でパワーも兼ね備えており、今の小倉芝は向く印象。短縮実績もある。相手は短縮巧者のシゲルモトナリ、パワー血統で短縮のラインブラッド。穴はパワー血統で短縮のユメイッポ。


<阪神12R・ダービー卿CT>
軸 スズジュピター
本線 ダンツホウテイ、キングストリート
穴 キョウエイストーム
次点 コスモセンサー、ブライティアパルス
おさえ 5、9、10、12
やや短縮重視。軸のスズジュピターは、注目血統&短縮実績あり。相手はかなりの短縮巧者だがやや人気しすぎな感があるダンツホウテイ、毎度おなじみキングカメハメハ産駒のキングストリート。穴は中山ベストで他コースでは割引だが、短縮実績あって注目血統のキョウエイストーム。


<小倉10R・高千穂特別>
軸 テイエムシバスキー
本線 マイネルレイン、マイネルプリマス
穴 キンセイポラリス
次点 イグゼキュティヴ、シングンレジェンド
おさえ 8、11、14
前走ダート、パワー血統、内枠や先行馬重視。前走ダートはいないので、他の要素から選択。軸のテイエムシバスキーは特注血統で逃げ馬。前走は出遅れたものの、10走以上連続で逃げている馬でスタートは本来不安は少ない馬。超人気薄のエアキリヤンぐらいしか絡みそうな馬もおらず、展開的にも問題ないので軸に。相手は内枠のパワー血統のマイネルレイン、マイネルプリマスの2頭。穴は内枠で短縮のキンセイポラリス。結果的に6番から1~5番中心の流しという「適当に内枠を並べました」的予想。


<阪神9R・マーガレットS>
軸 オースミイージー
本線 エーシンブラン、クリアンサス
穴 キタサンフクジン
次点 シャイニーホーク、サンデースイセイ
おさえ 2、13、16、18
やや短縮重視。軸のオースミイージーは短縮で、阪神芝1400mでききょうSを勝つようにコース適性あり。2走前は枠不利、前走は枠は良かったものの、ハイペースに巻き込まれて敗退と、それぞれ要因は存在する。相手は前走はハイペースを外枠から追いかけたエーシンブラン、1400mベストのクリアンサス。穴は短縮だがやや厳しい経験不足のキタサンフクジン。


<阪神8R・1000万下>
軸 フェスティヴマロン
本線 ティアップゴールド、エーシンアルカウス
穴 グリッターエルフ
次点 ブルーソックス、オッキオディガット
おさえ 1、6、9、12
やや短縮、先行重視。1番人気のフィールドシャインが延長で、2番人気のアドマイヤロイヤルが期待値低い初ダートのため、それなりに荒れる要素があって面白い。軸は14番人気のフェスティヴマロン。近走は芝を使われているものの、ダートで3勝を挙げており、かつ3走前にダートのこのクラスで5着しているので致命的な力量差もない。2勝目、3勝目をともに短縮で挙げている短縮巧者でもある。相手は出遅れ気味で揉まれたティアップゴールド、短縮巧者のエーシンアルカウス。穴は注目血統のグリッターエルフ。