先週は軸馬の週単位の複勝回収率は3週ぶりに100円行ったものの、相手抜けなどが響いて今ひとつな結果でした。3月の月単位の軸馬複勝回収率は69円(爆発した1週目は、ギリギリ2月に入ってしまうため含まれず)と、昨年7月(67円)以来の低水準。昨年8月から、7ヶ月連続で100%前後以上をキープしていたのも止まりました。


低調の理由としては、馬場が読みにくかったこともあったものの、先週も書きましたが軸馬の月単位の平均人気が「6.4」(2009年以降、27ヶ月目で初の6点台)と守りに入ってしまったことが一番の原因です。そのため、当てても多くの額を回収できず、かつ相手抜けが多かったことが低調に拍車をかけました。


フラワーCや日曜小倉10Rのように、何度予想しても相手選びが苦しかったレースはありますが、毎日杯の相手抜けは防止可能でした。また、日曜阪神9Rは短縮の馬のワンツースリーで、かつ2着のアグネスヨジゲンも3着のトムトムも、昨年秋に短縮で出てきたときに高評価した予想をしていたように、短縮巧者と認識していたこともあって、これは予想をして、かつ取らなくてはいけないレースでした。予想をしなかった理由は、朝にIPATで確認したときの3連複や馬単オッズの人気からトムトムが3番人気で(実際は5番人気)若干人気過剰と思ったためでした。


確かに、先週は名古屋遠征&タイトなスケジュールで時間がとれず、かつスマートフォン以外のネット環境がないためにTargetも使えず、かつ前売りがなくといろいろ制限はあったものの、全ては言い訳にすぎません。幸い、相手馬激走が目立つこともあって馬場想定はそれほどズレてはいないので、次週以降の予想で結果を出すのみです。


なお、2011年3月終了時の、自身の馬券トータルの成績は以下です。ブログ購入以外にも、勝負どころで昨年秋から実施している3連単の多点買い(180~240点買いが目安で、常に10~20万馬券以上を狙うイメージ。軸1頭フォーメーションマルチだけではなく、対抗や穴との2頭軸フォーメーションマルチ、上位3頭馬連ボックスもどきなど、パターンは多数)なども併用しているため、実際のブログの買い目の回収率や購入金額とは異なりますが、ここまでの軸馬の複勝回収率123%とはそれほど乖離はありません。回収率プラスが最大の目標ではあることはもちろんのこと、それに加えて回収額も上げていくように、今後もさらに買い方を研究していきます。

sperの3着流し


馬券画像については、安い複勝は全部省略します。最近は画像編集が楽すぎて悲しいです。


・土曜阪神8R(3連複8580円×2)

最近の阪神ダートの傾向である先行馬。短縮実績も後押し。

sperの3着流し sperの3着流し

・土曜阪神11R(ベルシャザール複勝200円)

阪神外回りキングカメハメハその1。


・土曜阪神12R(マヒナ複勝370円)

阪神外回りキングカメハメハその2。


・日曜小倉10R(アイルトンバローズ複勝310円)

特注血統&ダート→芝。あと、もう一つ展開面で有利という理由もありました。



以下、先週の馬場確認。


・阪神芝
出走馬全馬をベタ買いすると単勝回収率38%、複勝回収率48%になるという非常に堅い結果続き。もともと、外回りは堅い傾向にあるが、先週も外回りは軒並み堅く、荒れたのは内回り芝12の2~3着のみ。外回りは、予想するならば絞り込んで穴を狙いすぎない方が良いのかもしれない。なお、短縮の馬が内回りで好成績。また、内回りも外回りも3枠周辺が好成績で、やや内枠有利に戻った印象。5枠より外は[1 5 5 102]の複勝回収率23%に対して、4枠より内は[11 7 7 71]の複勝回収率77%と、勝ち星では1勝 VS 11勝と大きく差が出ている。


・阪神ダート
先週同様、逃げ先行馬有利。特に短距離は延長不利の馬場。1800mは短縮の馬の出走が4頭しかおらず参考外。基本はカフェマーシャルのように先行力のある短縮の馬。


・小倉芝
阪神芝とは対照的に、出走場全馬をベタ買いすると単勝回収率114%、複勝回収率102%と荒れた結果。基本的に不利な初芝の馬が複数激走したのをはじめ、前走ダートという臨戦の馬が好成績。マキハタピンナップ、サウンドバスター、アイルトンバローズ、ミルトスのように、ダートを近走経験している馬が、内の荒れ馬場を苦にせず押し切るような競馬が目立つ。血統的にもタイキシャトルやシンボリクリスエス、フジキセキ、ゴールドアリュールなど、ダートのG1馬を輩出しているような種牡馬が好成績。枠に大きな偏りはないが、荒れ馬場タイプがパワーという利点を生かすためには、ロスが少ない内枠の方が良い。


・小倉ダート
延長不利なぐらいで、傾向は読めず。