今年最も良かった先々週の反動か、先週は全くの不振。252円、128円、202円、152円、128円と、ずっと好調を続けていた週単位の軸馬の複勝回収率も、先週は40円と落ち込み、連続100円越えの記録が「5週」でストップしました(「6週」だったら2009年以降の新記録だったのですが・・・また出直しです)。


ただし、先週は不振だったのは確かですが、難しいレースが多かったのも事実で、終わってみてから「失敗した~」と後悔したレースがありません(強いて挙げれば、土曜阪神最終でベネラとメイショウアツヒメの選択で、藤田騎乗を意識しすぎて後者を選んだことだが、このレースにしても完全な相手抜けなので)。

例えば、土曜なら、オーシャンSは人気2頭が来るのを予想できず、小倉9Rは近走全く先行気配がなかったアクアブルースカイが逃げることは予想不能(それもあまり先行しない長谷川騎乗)。日曜は、8Rは当たったが堅く、9Rは不利な枠で危険と見ていた2頭が馬券になり、12Rは展開想定真逆の上に1着馬は初芝なので100回予想し直しても当たらず。阪神ダートと小倉芝以外、堅い決着が続いたのも苦しい原因でした。


次週に向けて、ドツボに嵌らないように修正できるところは修正して立て直します。特に今週は、昨年どちらも本線で当たった、相性の良い中山牝馬Sとフィリーズレビューがあるということで力が入ります。

一気にしょぼくなった先週の馬券

・日曜中山8R(3連複2260円、3連複フォーメーションと複勝は省略)

3番から、1、2、4、5、6番に流すという内枠並べ予想が当たるも、ド安めが来てしまって実質は的中に入らない部類の配当。このレースの馬券を載せなければいけないほど先週は苦戦。

sperの3着流し


土曜小倉10Rは、安い複勝なのでこちらも省略します。

堅かった競馬場が多かったこともあり、馬場傾向は難解です。


・中山芝
新馬戦の1つを除けば、9R中3番人気以内が8勝、8番人気以下の連対はゼロで3着も2回、全馬平均の単勝回収率35%、複勝回収率53%と非常に堅い週。堅い結果が多いため、馬場の有利不利が見極めにくい。枠は芝1600m以下は基本的に内~中枠が良いが、その他の距離はあまり偏りなし。臨戦的には同距離が有利。次週に向けては難しいところだが、芝1200~1600mはオーソドックスに内枠重視、1800m、2500mはやや内枠重視で、その他の距離は枠の偏りは考慮せず。雨が降らなければ同距離臨戦重視。


・中山ダート
こちらも芝同様、基本的に堅い結果が多い。ダート1200mは年間傾向通り同距離臨戦の好成績が目立ち、特に外枠である程度人気の馬がきっちり結果を出している。1800mは苦手克服予想を行わなかったように、面白いレースがなかったが、傾向自体もよくわからず。


・阪神芝
土日通して4番人気以下の連対がダンツホウテイのみ、他のレースは全部1~4番人気のワンツー(1番人気で馬券にならなったのはシルポートのみ)というこちらも堅い決着続き。脚質の偏りは見られないが、昨年は3週目で差しが決まりだした。大阪杯の結果も踏まえ、そろそろ差し馬の台頭に注意する。また、先週はあと一息だったが、短縮のリアルハヤテやホワイトピルグリムが、日曜後半で大穴一歩手前まで来ているように、差しと併せて短縮の馬にもそろそろ警戒をはじめたい。


・阪神ダート
短距離は先行馬有利。1800m以上は、日曜最終の大万馬券をはじめとして、傾向不明。


・小倉芝
土曜は荒れ始めで外の差しが決まり、日曜は騎手が強く意識しだしたため、外枠の先行馬も馬場の良いところを走って好走という馬場。次週にヤマを張るのは難しいが、過去の経験からは中~外枠の逃げ先行馬が最も可能性が高いか。臨戦に大きな差はない。


・小倉ダート
先週に続き不明。