内枠有利と明確な京都芝を中心に予想したかったものの、5Rの芝16内回りや7Rの芝22や9Rの芝18は向こう正面が長く、外枠の不利が小さいコースで微妙。この中では、人気馬が複数外に入り、軸馬の人気が11番人気と低い9Rを予想レースとして選択。
京都11Rの淀短距離Sは、散々迷ったあげくに出した結論が「見送り」。

仮に、現在の馬場を考慮せずに馬単体評価のみならば、現役屈指の短縮巧者のショウナンアルバかエイシンタイガーが軸となる。この2頭は、仮に短縮がある程度決まる馬場で短縮で出てきたら「大勝負」をかけられる馬。ただし、現在の馬場状況が内有利であり、かつこのレース自体、このクラスのわりに何が何でものような逃げ馬がおらず(前走逃げている馬がゼロ)、ペースもそれほど上がらないことが想定される。よって、内枠先行馬を中心に指向をスイッチしようとすると、特に血統的に強調できるのもおらず、かつ人気のショウナンカザンやケイアイデイジーやヤマカツマリリンがいるので買いにくく・・・ということで、結局は見送ることにしました。


<中山11R・フェアリーS>
軸 ビービーバカラ
本線 アドマイヤセプター、ピュアブリーゼ
穴 フジチャン
次点 ダンスファンタジア、ピュアオパール
おさえ 2、8、12
内枠重視。軸は特注血統のビービーバカラ。他の強調材料は特にないが、前で器用に競馬ができるのは強み。相手は内枠で短縮のビービーバカラと、短縮で先行馬のピュアブリーゼ。穴は内枠のフジチャン。


<中山12R・500万下>
軸 ラインジェシカ
本線 アーバンウィナー、オーシャンキャスト
穴 サクラシャイニー
次点 クロフォード、ダノンシュナップス
おさえ 1、9、10、11
内枠重視。メンバーを見ると、内枠で短縮実績があるアーバンウィナーは3番人気で軸にはできず。注目血統で短縮実績のあるサクラシャイニーは5枠でもう少し内枠がほしかった。よって、軸は内枠から短縮のラインジェシカを選択。2走前も短縮で軸にしたが、このときは格上挑戦もあって惨敗。前走は4コーナーで外に大きく膨らむロスがある競馬で4着は復調の兆し。相手は前述の内枠短縮のアーバンウィナー、内枠の中では比較的前に行けるオーシャンキャストの2頭。穴は枠がやや微妙だが、好走条件は揃えたサクラシャイニー。


<京都9R・北大路特別>
軸 ファイブスター
本線 ラインドリーム、ニチドウルチル
穴 コンカラン
次点 ナムラボルテージ、ウインクリアビュー
おさえ 7、11、13
向こう正面が長く、本来は枠の有利不利は少ないコース。ただし、最近の京都芝が圧倒的な内枠もしくは先行馬有利であり、ここも内枠重視で1~6番の馬をそのまま1~6番手評価。軸はその6頭でも最も人気のないファイブスター。特注血統で、かつ過去馬自身本コースで勝ち星があって適性を示す。あとは相手も穴も次点も内枠で。


<京都10R・山科S>
軸 ルティラーレ
本線 ノルマンディー、ゴールドエンデバー
次点 ストーリーテリング、ステイドリーム、スマートブレード
おさえ 3、6、9、12
内枠で同距離もしくは短縮の馬重視。軸のルティラーレは過去短縮で4度走り、12番人気での激走を含め3度馬券に絡んだ短縮巧者。相手も内枠のノルマンディー、ゴールドエンデバー。