先週は土曜が軸馬が3戦とも3着以内。しかし日曜日は全着外。その一方で穴印の馬が好走し、予想としての詰めの甘さを感じます。
最近、Targetの馬券シミュレーションに関する記事↓
http://ameblo.jp/fuyukisper/entry-10687566845.html
で記載した追加研究の実践として、天皇賞の週からいろいろな買い方を実践しはじめています。
買い方については、Cross Bias Analyserに今後付録として追加配布するものとして、今月頭にひとつドキュメントを執筆しました。的中率と連敗数の検証や、100%の壁を破るため(90%前後で終わらないため)の買い方の追究をはじめ、今まさに試行錯誤中の身ながら現時点(厳密には先週時点)の思いを書いています。おそらく12月ぐらいには配布できると思います。
それとは直接関係ないですが、買い方をTargetの馬券シミュレーションで検証をするために、全部のレースの印をおさえまで含めてTargetに打ちました(中途半端に印を入れているやつとそうでないやつがあったこともあり、2010年だけでものすごく時間がかかりました)。
そこで、100%を突破するために必要な破壊力に加え、ある程度の安定性を保証した方法として、3連単多点買い(単なるマルチなので3連複でも応用できますが)を検証しています。
「1番人気、2番人気が危なそうなレースや、ある程度自信のあるレースのみ」ですが、ひとつのパターンを出すと、
「軸と穴の2頭 → 軸、穴、本線 合計4頭 → 私の全印」
の3連単マルチになります。
ただし、3連単マルチだと、一発の影響があまりにも大きいのと点数が増えすぎるので、以下では「3連複フォーメーション」で説明します。
まず、私の基本3連複フォーメーションである
「軸1頭 → 軸、穴、本線 合計4頭 → 私の全印」
でも、回収率113.4%と一応プラスなのですが、的中率が11.2%となります。(5月と7月の2度の大連敗の影響もありますが・・・ちなみに3連単マルチだと回収率123%)。なお、上記の場合、平均点数は19点です。
注)実際の的中率は、複勝購入や、穴の複勝の併用購入や、BOX馬連も行っているので、PAT上では25%程度の的中率があります(が、トリガミも含んでいるので参考にはなりません)。
ここで、多少の点数増加を飲んで、1列目に穴印を足して、3連複フォーメーション
「軸、穴の2頭 → 軸、穴、本線 合計4頭 → 私の全印」
の場合、的中率17.3%、回収率143%(ちなみに3連単マルチだと回収率154.2%)になります。平均点数は29点です。
「穴」を加えたのは、点数を増やすことでの的中率の向上もひとつですが、穴印自身の穴激走が、今年は軸よりも多い(←これはこれで悲しいですが)ことが挙げられます。
参考までに、やや本命党向けで、本線2頭を1列目にしたパターン
「本線2頭 → 軸、穴、本線 合計4頭 → 私の全印」
も、破壊力が落ちるもののプラスで、かつ的中率が27.3%あるので、人気馬(非・1番人気)軸の予想でも、穴を入れれば悪くはなさそうです。が、27.3%の中身をよく見ると、約3分の1はほぼトリガミなので、実質は穴軸とそんなに変わらないです。
本来、点数を絞って的中率、回収率をある程度まで向上させるのが理想ではありますが、シミュレーションをやっていて感じるのは、以下の2点です。
・3連系の馬券は絞るよりも手広く買い、ある程度の点数増加を許容する
・1番人気が飛ぶと一気に配当が跳ね上がるため、1番人気が微妙そうなレースを選ぶ
ここでもし、点数増加が微妙で点数をどうしても絞りたいならば、3連系よりも複勝1点、もしくはワイド5点(軸、穴→本線2頭&穴)でも良いとも考えていますが、こちらは平均配当が落ちるので、100%の壁を破りにくくなります(90~95%前後で阻まれる可能性が上がる)。
前置きが長くなりましたが、要は検証中で今後の可能性の一環でいろいろ調査しています。
他にも、ある程度軸馬が人気のときのパターンとして、
「軸1頭 → 3~7番人気 → 10頭ぐらい」のパターンなども検証しています。
買い方については、非常に大事と思うので、今後も徹底研究してよりよい方法にたどりつくように上を目指していこうと思います。ちなみに、上記の3連単多点買いでうまく行った例として、武蔵野S、ファンタジーSがあります。逆に、トーセンジョーダンが危ないと思ってやったが撃沈したアルゼンチン共和国杯、テイエムオオタカが拾えなかった京王杯2歳S(200点ぐらい買っても、相手抜けで外す悲しさ)がうまくいかなかった例としてあります。ちなみに、エリザベス女王杯や天皇賞は、前者は自信なし、後者は1番人気(ブエナビスタ)が悪くないということで実施していません。
とりあえず、ブログで出す画像はあくまでブログの買い方に忠実に・・・ということで、↓の画像はいつもの地味なものを。年明けには、右側のバーにある買い方も変わっている可能性もありますが、「複勝」で的中率を保つのは継続します。
ただし、3連系の馬券で、点数を絞って、3~4割程度の的中率(それもトリガミではない中身のある的中)があって、100%も超えて・・・というのは、検証を続ければ続けるほど、正直限界を感じています(どれかが犠牲になる)。
・土曜東京11R(複勝390円)
ライステラス届かず、テイエムオオタカ拾えず。軸は特注血統&短縮という基本パターンで買える馬で、商材配布最初の重賞としては少しだけ安心。
・土曜東京10R(複勝770円)
・土曜京都9R(3連複3450円、複勝省略)
・東京芝
枠順の有利不利は若干薄れてはいるものの、テイエムオオタカが京王杯で粘ったことなどをはじめ、穴なら内~中枠という傾向が出ている。臨戦的には引き続き短縮有利。短縮の馬は3着以内率33.3%、複勝回収率127%。
・東京ダート
武蔵野Sは荒れたものの、全体を見ると順当な結果が多く堅め。短縮の馬、その中でも前走先行している馬の成績が優秀。
・京都芝
枠としては中枠の好成績が目立つが、理由が明確ではないため次週に向けては参考程度。臨戦としても延長が不利ぐらいしか傾向が出ておらず。フジキセキが3勝、母父サンデーサイレンスが4勝、他アグネスタキオン、キングカメハメハ、ディープインパクト、タニノギムレット、ゼンノロブロイらが活躍と、瞬発力に優れた系統が多く馬券に絡んだ(が、穴はそんなに多くなく絶好の狙い目とまでは?)。
・京都ダート
1800mばかりで先週の傾向は不明。オーソドックスに短距離は短縮。それも近走先行している馬。1800mは傾向読みにくいが、古馬の3鞍で馬券になった9頭は全て前走で3角7番手以内と先行していた。
・福島芝
使い込んでいるのにレコードが出たように(レアコースなものの)、馬場が荒れてこない。芝1200mは須賀川特別こそ短縮の馬のワンツースリーで大荒れだったが、このレースが始まる前までは芝12の短縮は17頭で2連対、複勝回収率わずか19円だった。須賀川特別のように、ある程度締まる流れになることを想定できれば、短縮の馬を買っても悪くはなさそうだが、早く流れないレースは基本的に人気の先行馬が強いために見送りたい。枠は内の方が良いが、短縮が嵌るような流れになれば外枠も浮上。
・福島ダート
1~2枠&8枠が良いという、先週から続く極端な枠有利のバイアスは継続。ただし、傾向は明確ではない。