本来は福島や京都の芝1200mレースをやりたかったものの、福島は土曜日の馬場予想があっさり外れたこともあって馬場が読みきれずに見送り。京都は10R、12Rともに展開が速くならなそうで、短縮の馬が嵌るか微妙となり、かつ短縮が嵌らない展開で浮上する内枠先行馬で血統的に強調できる穴も見当たらないため、こちらも見送り。よって、重賞の他は各地のダートで短縮の馬をずらりと並べた。


<東京11R・アルゼンチン共和国杯>
軸 マイネルスターリー
本線 スリーオリオン、ジャミール
穴 スマートステージ
次点 トウショウウェイヴ、ドリームフライト
おさえ 2、6、8、15
東京芝25重賞における血統のポイントは、スタミナ型×母父サンデーサイレンス。目黒記念を含め、ポップロック、ホクトスルタン、スクリーンヒーロー、ジャガーメイル、ヒカルカザブエなど、毎度のように絡んでくるのがこの血統。昨年は、ヒカルカザブエを軸にするも、アーネストリーを評価できずに外したが、今年はリベンジを狙う。今年の軸は母父サンデーサイレンスの2頭のうち、比較的前に行けるマイネルスターリーの方を選択した。前走は結果的に外を選択したのがあだで、2走前は前が出遅れとスムーズさに欠いている。実績的には6番人気というのも低い。相手は内枠混戦向きで昨年のミヤビランベリと同じ父のスリーオリオン、近走微妙な枠続きでやっとまともな枠を引いたジャミールの2頭。穴は母父サンデーサイレンスのスマートステージ。


<京都11R・みやこS>
軸 ナニハトモアレ
本線 ダイシンオレンジ、トランセンド
穴 ワンダースピード
次点 パワーストラグル、クリールパッション
おさえ 4、5、10、12、14
短縮で5戦5勝の短縮巧者、ナニハトモアレが軸。アンタレスSでコース適性も問題ないことを証明。人気的にも10番人気前後と狙いやすい。相手はそのアンタレスSの勝ち馬、コース注目血統のダイシンオレンジが一番手。同じく注目血統のトランセンド、ワンダースピードが続く。


<東京12R・1000万下>
軸 ペガサスヒルズ
本線 トキノフウジン、ウインマグナム
穴 シュンカジョウ
次点 シャドウストライプ、エアウルフ
おさえ 6、11、12、13
短縮重視。また、短縮の中では外枠の馬や、近走先行している馬を重視。以上の傾向に合致するペガサスヒルズが軸。前走大幅延長で凡走し、得意な距離に戻って前進。相手は同じく短縮で前走先行のトキノフウジン、ウインマグナム。穴は延長だが前走差しにくい中山で差して4着に入り、得意の東京変わり、特注血統のシュンカジョウ。


<福島6R・500万下>
軸 ケイアイカミーリア
本線 イサミダンス、ゴッドフェニックス
穴 ディアイリス
次点 マイスイートホーム、レークサイドカフェ
おさえ 3、9、10、12
昨日含め、ここ2週福島のダートは外枠が好成績。かつ、短縮も好成績。以上の傾向に加え、父が特注血統のケイアイカミーリアが軸。揉まれ弱い馬で、近走は内枠で力を出せず。相手は注目血統、短縮のイサミダンス、短縮のゴッドフェニックス。穴も短縮で、外枠のディアイリス。


<京都7R・500万下>
軸 トウカイレジーナ
本線 マストバイアイテム、フェイズシフト
穴 スナークチェリー
次点 ピサノプリヴェ、アクティビューティ
おさえ 3、11、13、15
短縮重視。ここは短縮はトウカイレジーナ、スナークチェリーの2頭だが、パワー血統とコース実績を考慮してトウカイレジーナを軸に。相手はダート変わりで特注血統のマストバイアイテム、前走延長で今回同距離のフェイズシフト。穴は短縮のスナークチェリー。


<東京6R・500万下>
軸 リュウシンヒーロー
本線 サーストンサブリナ、エーシンジェイワン
穴 サミットストーン
次点 オヤシオ、サザンブレイズ
おさえ 10、12、13、14
短縮重視。また、このコースは内枠も重視。以上の傾向と、注目血統に該当するリュウシンヒーローが軸。前走は先行したものの前が空かずに苦しい競馬。11番人気ほどの差はない。相手は人気の中では内枠のサーストンサブリナ、エーシンジェイワン。穴は前走延長で圧勝のサミットストーン。