先週はスプリンターズSでラッキーな降着があって命拾いでした。ただし、軸馬の激走率は依然として低調で、好調期まではあと一歩といったところです。また、シゲルシャチョウのように「軸馬4着病」も相変わらず。9月からの1ヶ月で、軸馬の成績は1着5回、2着4回、3着3回に対し、4着が実に10回もあります。この3着数と4着数が逆になるぐらいでないと、調子に乗れません。ただし、これで3週連続でひとレースで10万以上回収することができているレースがあるのは明るい材料なので、もう一息調子を上げたいです。


ちなみに、降着や失格のおかげで馬券が当たったのは、競馬人生で3度目です。
1度目は1995年の若葉Sで、ルイジアナボーイが不良馬場を味方にジェニュインに5馬身差で圧勝するも降着になったレース。今年はいまだに1番人気を1回も軸にしていない私ですが、当時は井森美幸並みの本命党。若葉Sも2番人気のジェニュインが軸で、相手はマイネルブリッジ(3番人気)、タヤスツヨシ(1番人気)、他不明で、ルイジアナボーイは買っていませんでしたが、降着のおかげで枠連7.4倍が当たりました。とはいえ、当時は遊びだったので100円のみ・・・。
2度目は1999年緑風S。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、シンコウシングラーが人気で2着入線するも、重りをつけ忘れて走ったために斤量不足で失格となった、いわゆる「シンコウシングラー事件」のレースです。私の本命は9番人気エーピーグリードで、相手の1頭が7番人気タイカラムーンでしたが、2着入線の断然人気シンコウシングラーは相手におさえておらず。ミスった~と思ったらなぜか2着馬が失格となって、タナボタで馬連が当たりました。
まだ、降着や失格のために馬券を外した経験はありませんが、天国から一転地獄に落とされるのは怖いです。例えば、もし昨日ダッシャーゴーゴーが相手の本線だったらと考えると・・・。


スプリンターズSでウルトラファンタジーを軸にしたのは、土曜に芝の6R中4Rが逃げ切りで「明確な逃げ有利」だったことや、2週前から中山が短縮の嵌りにくい馬場になっており、当週も1600m以下で短縮馬は[0 2 1 17]と今ひとつだったこと(←の3着の1回はサンカルロ)があげられます。しかし、それらよりも大きかったのは「人気」です。グリーンバーディーとの比較もあり、正直5番人気ぐらいと思っていたのですが、土曜の夕方ぐらいのオッズで10番人気というのを見て、一気に買う気持ちにスイッチが入りました。


それでは先週の馬券を。


・日曜中山11R・スプリンターズS(ウルトラファンタジー複勝900円、3連複50860円×2)
複勝だけなところに、幸運な降着劇で3連複を拾う。今週は他がダメだっただけに、まさに命拾いとはこのこと。
sperの3着流し
sperの3着流し
sperの3着流し


・日曜阪神7R(サワノパンサー複勝310円)
次点の1頭のインプレッシヴデイがハナ差届かず4着で3連複の万馬券を逃し、おまけに複勝も激安に。アルーリングムーンは毎度反動が出そうで出ない。

sperの3着流し


いつもの馬場確認・・・とはいえ、今週からは東京、京都が開幕なので、想定で。できれば3場開催の方が良いが、ここは我慢。


・東京芝
昨年の10月の東京は外枠有利。しかし、東京芝はふたをあけてみないとわからないため、土曜はよほど面白いのがいない限り基本的に馬場読みに徹して、日曜日から。


・東京ダート
東京ダートは基本的に短縮有利。昨年10月は思うように短縮が嵌らなかったが、基本は短縮重視。延長組では、中山ダ12が差しにくい馬場のため(シルクフォーチュンは、今開催の中山ダ12で唯一4角10番手以下から差しきった馬で例外)、ここで差し損ねた人気薄にも注意。


・京都芝
内枠重視。


・京都ダート
ここが一番買いやすい。短距離は短縮重視。1800mはスローになりそうなレースの内枠の逃げ先行馬。