土曜を見た限りでは、札幌芝は中~外枠に有利な枠がシフトしている印象。小倉芝は有利不利のない馬場状況。新潟芝はやや外。土曜に我慢した分、日曜に気合を入れて。


<札幌9R・キーンランドC>
軸 トシギャングスター
本線 ビービーガルダン、ワンカラット
穴 ピサノパテック
次点 モルトグランデ、ローレルゲレイロ
おさえ 5、8、15
短縮重視。ここは人気馬に逃げ先行馬が揃い、他にもサープラスシンガー、ウエスタンビーナス、ケイアイアストンなど速い馬が揃い、ハイペース想定。軸のトシギャングスターは登録段階からこれしかないと決めていた軸。理由は、母父サンデーサイレンスが本コース特注に該当する上に、ファルコンSなど短縮で3戦して3回とも激走している抜群の短縮適性をもつ。ローレルゲレイロの藤田が他に睨みをきかせてスローになったら終わりだが、想定したハイペースに乗じての差しこみを狙う。相手は札幌適性高いビービーガルダンと、人気馬の中では差して競馬ができる点が強みのワンカラット。穴は差しの展開向きで前走は内枠か先行独占につぶされたピサノパテック。


<新潟11R・新潟記念>
軸 トウショウシロッコ
本線 サンライズベガ、ナリタクリスタル
穴 アドマイヤオーラ
次点 メイショウベルーガ、スマートギア
おさえ 7、10、13、14、16
3~6枠あたりの中枠重視。軸のトウショウシロッコは父アドマイヤベガが本コース特注に該当。前走は微妙な仕掛けのタイミングで5着も内容は濃く、一昨年の3着からも適性は十分。相手は同じくアドマイヤベガ産駒のサンライズベガ、父スペシャルウィークが本コース特注のナリタクリスタル。穴は広いコース変わりで中枠、連では10番人気と人気を大きく落とした実績馬アドマイヤオーラ。


<札幌10R・500万下>
軸 イイデエース
本線 ラブフール、ラークキャロル
穴 ローズバンク
次点 ハイタッチクイーン、アオゾラペダル
おさえ 2、5、10、13
短縮重視。軸のイイデエースは父スペシャルウィークが本コース特注に該当する短縮の馬。昨年、札幌で芝26から芝20への短縮で本クラスを勝っており、短縮実績、コース適性、最低限の本クラスへの能力の3点を同時に示している。相手は減点少ないラブフールと、短縮のラークキャロル。穴は同じく短縮のローズバンク。


<札幌11R・白鳥大橋特別>
軸 コリコパット
本線 ゼットサンサン、カホマックス
穴 モアザンスマート
次点 トミケントラスト、エアティアーモ
おさえ 7、12
内枠、短縮重視。前走先行していればなおよい。軸のコリコパットは芝12からの短縮で内枠。過去芝→ダートや短縮といったショックには反応が良い。相手は内枠のゼットサンサン、カホマックスの2頭。穴は外枠だが先行力ある短縮ステップのモアザンスマート。


<札幌12R・札幌スポニチ賞>
軸 キシュウグラシア
本線 ブリッツェン、ホーカーハリケーン
穴 セイウンオウサム
次点 メジロチャンプ、メスナー
おさえ 1、9、10
短縮重視。また、芝1500mは内枠有利。軸のキシュウグラシアは枠としてはギリギリだが、過去短縮では一度しか馬券圏外になっていない短縮得意の馬。ここ2走はスタートで終わっているが、今回は中舘騎乗で普通のスタートを切りたい。相手は内枠短縮で文句なしのブリッツェン、内枠のホーカーハリケーン。穴も内枠のセイウンオウサム。


<新潟6R・未勝利>
軸 ストロングリゲル(1着流し)
本線 ワンダフルサルート、ダーインスレイヴ
穴 メジロアンジェリー
次点 ムーンダスト、リュウシンクイーン
おさえ 1、4、9、12、14
前走ダートの米国血統重視も、またも該当馬なし。よって、オーソドックスに父スウェプトオーヴァーボードが本コース特注で、かつ短縮実績のある短縮馬、かつ有利な外枠と好走条件を揃えたストロングリゲルを軸に。相手は人気馬の中では外枠を引いたワンダフルサルート、前走ダートで外枠のダーインスレイヴの2頭。穴は外枠のメジロアンジェリー。


<新潟8R・浦佐特別>
軸 レイナソフィア
本線 マナクーラ、スーパーオービット
穴 ゼロチョウサン
次点 ピースオブラック、マイネルレイン
おさえ 6、11、12
3~6枠あたりの中枠重視。軸のレイナソフィアは中枠であり、父スペシャルウィークが本コース特注に該当。混戦向きで多頭数競馬も向いている。相手は同じく外枠のマナクーラと、広いコース向きのスーパーオービット。穴は本コース特注血統のゼロチョウサン。


<小倉11R・別府特別>
軸 ローゲ
本線 カイシュウボナンザ、アイアンラチェット
穴 マスターチアフル
次点 ショウナンアトム、ドリームバレンチノ
おさえ 9、11、13
短縮重視。また、本レースはスローが予想され、前に行ける馬も重視。軸のローゲはダ17→芝12の短縮であり、先行力が魅力。4戦し、地方ながら短縮で激走しているのは強み。相手は短縮のカイシュウボナンザと、父が注目血統のアイアンラチェットの2頭が本線。穴は父ボストンハーバーが本コース特注のマスターチアフル。