一時期の絶不調は脱したように見えるものの、それでも要所をおさえられない状況が続きます。土曜は福島1Rで軸のエアモージョーが4着止まりで3連単5万円を逃し、函館9Rも3連複こそ当たったものの、3連単をハナ差で逃し、日曜は本線で決まった福島最終レースだけご丁寧に1着流しにして裏目など、ツキに加えてわざわざ自分で裏目を引きに行っているあたりが弱いです。


ただし、相手本線(○▲)の2頭のどちらかが現在11レース連続で馬券になっており、かつ「本線の2番目(▲)」は現在8レース連続で馬券になっているように、相手馬がかつてないほど絶好調ということもあり、調子自体はどん底は抜けているので来週も黙々と行きます。しかし、相変わらず「○」より「▲」の方が成績が良いのは変わらないです(先週はそれでも○は9戦4勝でしたが)。


とりあえず、購入馬券を以下に貼り付けます。土曜函館9Rの複勝(購入額4000円)と、日曜福島12Rの3連複、複勝(購入額5000円)は省略します。

・土曜函館9R(3連複24980円、複勝630円)
sperの3着流し

sperの3着流し

sperの3着流し

それでは定例の馬場確認を。


・福島芝

先週は想定通りの外枠有利。特に芝12は顕著で、1~4枠が[1 3 1 43]の複勝回収率31円。ヤマニンオクタゴン、オクルス、ビリーヴマイン、サクラミモザと1~2番人気が4頭いて全て掲示板を外した。ただし、ラッキーゲートにも記載されているように「外差しは一瞬で終わる」だけに、来週もこのままの傾向が続くかは疑問。感覚的には、土曜はある程度外枠有利、日曜は荒れすぎて内枠~中枠の巻き返しとなるものの、やはりレースを見てみないと判断しにくい。よって、現時点では土曜は若干外枠有利としておくものの、馬場予想は保留でレースを見てからとします。


・福島ダート

予想レースにしないのは、単純に読めないため。1700mで先週に続いて内枠有利な傾向が出ているが、それにあわせて注目種牡馬、短縮得意、前走枠不利などの買い材料がよほど揃わない限り手は出しにくい。


・阪神芝

短縮が今ひとつ決まらなかったが、ここ2週雨で連続開催。日曜最終で2、3着に短縮の穴馬が突っ込んできたように、時計がかかってきて来週は短縮の馬が活躍すると予想。また、外枠の馬が活躍しているのも本開催の特徴。特に逃げ先行馬が揃ってペースが速くなりそうなレースでの外枠、短縮に注目。


・阪神ダート

日曜最終で短縮の馬がワンツーを決めたように、買うなら短縮の馬。ただ、ここ2週は雨の影響を受けているだけに難しい面も。


・函館芝

芝12では函館スプリントS以外全てのレースで5~8枠が勝利したように、想像以上に外枠有利にシフトしてきた模様。函館スプリントSは内枠先行馬独占だったが、同時に1~5番人気がそのまま1~5着になるという、函館らしからぬ非常に堅い結果だった。日曜は想定展開が函館9Rと12Rで逆になってしまったが、来週も基本は展開次第で予想を組み立てる予定。具体的には、短縮、ダート→芝は重視しつつ、展開的に先行馬が少なそうなら内枠の馬を、先行争いが激化しそうなら外枠の馬を重視する。


・函館ダート

短縮有利。1700mを例に挙げると、短縮が[4 5 1 17]の3着以内率37.0%、複勝回収率150%に対して、延長は[1 1 3 22]で3着以内率18.5%、複勝回収率35%(同距離も複勝回収率50%)。1000mは引き続き外枠有利。


来週に向けては、函館ダート(17の短縮、10の外枠)に注目。また、福島芝は(保留だが)土曜はやや外枠重視。函館芝は短縮、ダート→芝に、展開次第で有利な枠順を判断。阪神芝も短縮の台頭を予想。最近の雨の傾向もあり、いつもより「予想」の度合いが増えているので、土曜の競馬を見ながら柔軟に判断していこうと思います。