続きを。
<東京10R・日本ダービー>
軸 レーヴドリアン
本線 ペルーサ、ヴィクトワールピサ
穴 アリゼオ
次点 ローズキングダム、コスモファントム
おさえ 1、3、12、17
馬場は差し馬有利に出ているが、このレースは行く馬が少ないため、先行馬も大きな問題なく。スローが考えられる場合、内枠に有利になりやすいため、内枠もやや重視。人気なども考慮し、以上からレーヴドリアンかアリゼオで軸を迷った。が、最終的には迷った際には人気のない方ということでレーヴドリアンの方を上にとった。レーヴドリアンについては皐月賞のような小回りよりも、東京コースのような広いコースに適性がある。最近乗れていない鞍上が不安も、鞍上込みで人気が落ちているとも考えられる。少しだけ時計がかかるようになってきた芝もこの馬にとっては良い。
相手本線は、前走圧勝のペルーサと、一時期より時計がかかってきて軽視しにくくなったヴィクトワールピサの2頭。穴は馬場は差し馬有利だが展開が向き、かつ前走は2走前の反動と大外枠のなか5着に健闘したアリゼオ。あとはアリゼオ同様積極的な競馬で活路を見出すコスモファントム、実績のわりに人気がなく、母父サンデーサイレンスは本コース注目のローズキングダムが次点。
<京都10R・鞍馬S>
軸 ラッキーバニヤン
本線 セトノアンテウス、スカイノダン
穴 グッドルッキング
次点 メイビリーヴ、エイシンパンサー
おさえ 11、16
京都芝12は、内枠や先行馬同士で決まるパターン(典型は、藤田の金縛りの逃げで外差し全滅の今年のシルクロードS)と、外差しや短縮の馬同士で決まるパターン(典型は、昨年のヘイローフジが突っ込んだ京阪杯)の両極端になりやすく、だいたいそれが7対3ぐらいの割合になる。後者のように外差し、短縮が決まるような状況の方は大荒れになりやすい。展開と馬場を考え、前者のようになるのか、後者のようになるのかを想定し、その展開を頭に思い描いて決めるのが本コースのポイントとなる。
ここは、京都の馬場が、土曜の傾向では内回りは先行馬有利であることや、行く馬がパッションローズぐらいしかいないため、内枠や先行馬を重視する「前者」の展開を想定する。その中でも軸に選択したのは芝14→芝12の短縮のラッキーバニヤン。前走は、一日中全て差し馬が勝った先行馬不利の馬場状況を果敢に逃げてのもので、惨敗も仕方ない。今回は行く馬が少ない構成で展開有利。相手は内枠先行のセトノアンテウス、人気馬では前に行けるスカイノダンが本線。穴は短縮のグッドルッキング。
<東京7R・500万下>
軸 カシマチャンピオン
本線 ノボレインボー、クールフォーマ
穴 トーセンディケム
次点 シルクドミニオン、モエレジンダイコ
おさえ 9、10、14
短縮重視。また、東京でもダート1300mは、内枠有利なコースであり、内枠重視。以上より、軸は1枠2頭のどちらかになる(ちなみに14番エフティレガシーが内枠なら、これが軸だった)。この2頭では、内枠実績を考慮して、カシマチャンピオンの方を上にとった。相手は狙えるノボジャック産駒の短縮のノボレインボー、先行力あり大崩れしにくいクールフォーマの2頭。穴は前述の内枠短縮のトーセンディケム。
<東京11R・富嶽賞>
軸 ヌーサ
本線 セイウンアスラン、シャドウストライプ
穴 ギンザナイト
次点 ハクバドウジ、ザッハーマイン
おさえ 6、7、8
短縮重視。また、行く馬が少ないレースで先行馬も重視。ここは2頭の短縮のうちヌーサを軸とした。本馬は東京ダ14で500万を勝ち上がり、かつ2走前は4着とここがベストのコース。また、前走は差し馬が6着まで占める前崩れの展開を4角先頭の積極的な競馬で崩れたもの。このように、ベストのコース変わり、前走展開不利で仕方なし、先行馬が少なく展開有利、短縮有利な馬場での短縮、と好材料を数多く揃えたわりに13番人気と人気を落としており、ここは絶好の狙い目といえる。相手は人気馬の中では比較的前に行けるセイウンアスラン、東京コースでは大崩れしにくいシャドウストライプが本線。穴は短縮のギンザナイト。