子ども店長が、白髪染めのCMに出ているのを見て、ちょっと思いました。
「カッコわるいのは白髪じゃなくて、白髪をほうっておく、その心~♪」
ってやつです。
白髪を放っておく心がカッコわるいのなら、やっぱり白髪はカッコわるい、ということになるんじゃないのか?
そもそも、放っておくとかいう表現自体がおかしいんじゃないのか?
白髪がないからカッコいい、とかそんなことなら話は簡単でいいですね。
「年を重ねる」、「老いる」、ということに、マイナスのイメージを付与しがちの昨今。
私も年をとるのは嫌ですが、かっこ悪いかどうかは白髪の数じゃあないだろう、というかむしろ、白髪のある人はかっこいいぞ、と私は思うのですけれど。
しかも最後に、「パパである前に男であれ!」なんて。
そんなこと、てめーみたいなガキに言われたかねえよ、と私だったら思うね。
いちばん嫌なのは、こんな歌を全然意味もわかっていない子どもに歌わせる大人の神経です。
(わかってたらゴメンな、子ども店長。)
それに、パパがパパである前に男だったら、いろんなところに見知らぬ兄弟ができてしまうぞ、子ども店長!(多分)