今日はお休みして、一日のんびりしていました。


東野圭吾原作の二時間ドラマ(再放送)を見ました。


「眠りの森の美女殺人事件」


です。

なんというか、二時間ドラマーって感じで、満足でした(笑

筋はまあ、とあるバレエ団で殺人事件が起こるんです。

殺されたのは演出家の先生で、椅子に腰かけたとたん、急に死んでしまう。死因はニコチン中毒(だったと思う。本当は、煙草からニコチン毒を抽出するのってすごくたいへんだとどこかで読んだ気がする)で、何かに刺されたようなあとがあったが、注射針ではないらしい。

刑事の加賀は、凶器の特定をめざしつつ、バレエ団員の動機を調べていく。


とかなんとかそんな感じで、トリックはまあ、どちらかというとどうでもいいのですが、バレリーナたちの「プリマ」の座をめぐっての戦いが面白かったです。


面白いというか…。


仕方がないことでしょうが、やっぱりプロのバレリーナさんたちじゃないから、なんかもったり感が…(笑


ぎぎぎぎ、と音のしそうな背のそらし方。

硬い! (そりゃ、私よりかは柔らかいですけれども)

で、演出家の先生(河原崎建三)がまためっちゃくちゃ厳しいの。
宗方コーチぐらいすごかったかも。

ま、一昔前のドラマで、なかなか楽しめました。

それにね、加賀刑事は山下真司だったのですが、いきなり交際申し込んだり、すごい愛の告白をしたり、なかなか珍しいものが見られました(笑)

原作本はこちら。

私はあんまり東野さんの作品を読んでいないのですが、数冊読んだ限りはあんまり好きじゃないかも…。

ドラマ化したときにいちびって買ってしまった『ガリレオ』、早く売りに行きたいんですけれどそのまま積まれています…。

眠りの森 (講談社文庫)/東野 圭吾
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