そろそろ戻ってこられそうです。

忘れそうなので、世界陸上のことを書いておこうっと。

世界陸上のテレビ放送はTBSだったわけですが、いつもその時期になりますと、織田裕二氏に会えますね。

この織田裕二さん、みなさんはどう思いますか?

結論からいきますと、私はけっこう好きです(笑)

果たして彼はあの「世界陸上」の放送で司会の役を務めているのかどうか、よくわかりませんし、そもそも彼が「ぼくは司会を務めています」と考えているのかも不明ですが、あれはあれで私はけっこう好きだな。

少なくとも、彼は陸上が大好きなんですよね。
それがよおおおく伝わってきますね。
本当に好きなんだなって…ちょっとほのぼのしてしまうぐらいです(笑)

ただ、どうも好きな種目とそうでもない種目がはっきりとわかりますよねぇ。
でも、その好みはそれほど日本の視聴者と変わらないようにも思うので、まあいいのかもしれないな。

今回は、なにせ時差がありませんから、次の競技が始まるまで選手紹介ビデオが延々繰り返し繰り返し流れる、ということがなくてまあよかったです。
あれ、うっとうしいよね。

いつも思いますが、何かイベントがあると急に百年前から応援してたような雰囲気になって、「あいつらはだらしない」なんて言うわけですが、そもそもたいした援助もしてないじゃないですか。
それなのに、競技者は「日の丸を背負って」とか「応援してくれる方に申し訳ない」とか言うわけです。
で、われわれもますます「まったくだ」と思う。

でも、それってどうなんだろう。

まず、陸連は競技者たちがバラエティーに出てアピールしなくてもすむように、陸上競技のアピールをしたほうがいいんじゃないでしょうか。
選手に頼りっきりで、宣伝活動もしてコンディションも整えて、なんもかんも自分でしてねって、それではちょっと選手がかわいそうなんじゃないでしょうか。


このたび多少なりとこのイベントにかかわってみて思いましたけれど、スポーツだから勝つことは重要です。記録も重要。勝負に勝って、新しい記録が出たら、それはすばらしい。

でも、一生懸命がんばっている選手たちの姿は、それだけで感動的です。

たとえばあんまりスポーツがさかんでない国から来た選手のベストが標準記録のずっと下だったとしても、その選手が自己記録を出したりすると、すごいなって思いませんか?
思い切り転んだ選手がまた走り出したら、拍手しませんか?

なんか一生懸命やってるなっていう姿が見られたら、私は十分感動してしまいますよ。

ま、スポーツイベントったっていろんな金が動くわけですから、いろいろ複雑な思いがするのも事実ですけれども、選手ががんばってるのはかわりがない(ハズ)だから。

来年のオリンピック、楽しみにしています。
中国がひとりで勝つんでしょうけれど(笑)