今日はあまり混んでいませんでした。
よく晴れていましたし、桜がちらちらと散り落ちてきて、とても気持ちがよかったです。

二条城はもともと家康が建てたものですが、入城した将軍は、家康、秀忠、家光、家茂、慶喜の五代だけだそうです。
本丸は、天守閣が雷で、殿舎は火事で焼失してしまいました。今ある本丸御殿は、京都御苑にあった旧桂宮御殿を移築したものです。
二の丸御殿は国宝指定を受けています。

大政奉還が行われたお城で、その様子がお人形さんたちで再現(?)されています。

大政奉還後は、二条城は朝廷のものになり、明治時代に離宮になりました。昭和に入って京都市に下賜され、今は市が管理しています。だから「元離宮二条城」というなんだか難しい名前が付いているんですね。

で、のたのた行ってみますと、ちょうどフランス人観光客のグループに出くわしました。後をついていって、通訳ガイドさんのガイドをこっそり聞いていました。たいへん勉強になりました。ラッキーだったー!
実はね、今週の土曜日お仕事予定なんです。登録証届いてまだ間もないんですけど。

二の丸御殿から出て、二の丸庭園をぽたぽた歩きました。
暑いぐらいでした。

清流園ものんびり歩いて、一休みしまして帰ろうかと思っていますと、東大手門(出入り口)のそばに人が集まっていました。
釣られて行ってみますと、
笑撃武芸団 という人たちが「大道時代劇」なるものをするというので、始まるのを待ってみました。
面白くなかったらさっさと帰ろうって思ったのですが、結局最後まで見てしまいました。半時間ほどあったかな。
3人のうちの一人の方が、土方歳三のお姉さんの孫の孫なんだそうで、言われてみれば似ていないこともありません(笑) (この方がまた飛んだり跳ねたりすごかった。)
それで、今日の演目は「H
ijikata」でした。
途中で音楽が鳴らなくなる、というハプニングがいかにもライブでそれもまたよかったです(こういうときの間のもたせ方がまた上手くて。場数踏んでるなーってかんじでした)。
本当に目の前でやっているし、大道具小道具全部そこにあって、その場で羽織を着たり脱いだりして、それでも白けないんですよ。すごいなぁ。

ストーリーは、ある程度新撰組を知っていないとついていけなかったと思いますが、それでも殺陣やアクションも迫力がありましたし、お話も上手で、とても楽しかったです。
笑うところだけではなくて、ちゃんと見せ場もあり、目に力もあって。
3人しかいらっしゃらないのですが、人の気をあれだけひきつけておけるのはかなりすごいと思いました。

それから、みんなを楽しませようとしてる人たちって、ものすごく真面目なんだろうな…とちょっと思ってみたりも。

こんな人たちがいるんだなぁ、と感心しきりでした。
いろいろなところで活躍されているようですので、みなさんも機会があれば。

そんなわけで、今日は本当にラッキーな一日でした。
…ちょっと疲れたけど。