ちょっと前から、「メールでお母さんに謝ります」ってなCMしてますよね。
メールで母親に謝るって…彼女はまだ十代はじめの子のように見えましたが、そんなに親子関係こじれてるの…??
だってこの設定はきっと、一緒に住んでいる家族のことなんだよね?
毎日顔を合わせるのにメールで会話するんですか…?
私は子どもいませんが、仮に娘がいたとしてメールで「ごめん」とか言ってきたら、娘の携帯を窓から捨ててやる。
(…まあ、今はそう思ってるけど、実際に起こってみればほっとして許しちゃうんだろうか。)
しかしながら、CMのオチ(?)は、お母さんが「ごめん」ってメールをしてきましたってハナシですよね。
それってほのぼのすべきシーンなのでしょうか。
母親が十代の娘にメールで「ごめん」って、ものすごい不気味な気がしますが。
自筆ならまだしも、携帯の画面に「ごめん」とか「好きです」とか浮かんできても私はあんまり信用できないな…軽いじゃないですか。それも「軽い」って思わなくなってきているのかなぁ。
私はものすごい頑固な子どもだったので、悪いってわかっててもなかなか「ごめんなさい」って言いませんでした(笑)
言えなかったんですね。
それなのに、今はなにかと「すみません」って言ってて、ふと自分の「すみません」にどのぐらい重みがあるんだろうって思うこともある。
本当に悪いと思ったときだけ「すみません」と言えばいいのに、口癖みたいになっていてよくないな。
とりあえず自分が謝れば丸く収まるかなってどこかで思ってるんでしょうね。
否。安易な道に逃げたらいかん。
謙虚と卑屈は別だよね…。
話がそれましたが、そのうち一つ屋根の下にいながら家族同士でメール交換をするのが日常になるのかな…と思うと日本もおしまいだな、と背筋が寒くなるのでした。
追記:petakoさんのコメントを拝見して、ちょっと考え直してみました。
私がこのCMで気に入らないのは「ごめん」の軽さなのかな、という気がする。
見せ方しだいでは、携帯メールで謝っても「そうかぁ」と思わせることができるかもしれないですが、「なんかえらい軽いな」という印象が強くて不愉快だったのかな。
そうか、あんまり考えずに「明るいCM」って受け流しとけばいいのかな…。どういう理由で謝ったのかもわかんないし。お母さんが娘のシュークリーム食っちゃっただけかもしれない品。
こんなCMにこんなに書いて、私はどんだけヒマな人間なのだろうと空しくなってきたので、このへんで。