本日、ふゆき帰宅時、アパァトの自転車置き場に踏み込んだ瞬間、足元を丸く黒い影が素早く走り抜けていった。


い、今のは何!

そんな、まさか!


否、そんなはずがない。

疲れた人が見間違えたのさ。

そうに決まっている。


わたしは何も見ていない。

見ていませんとも。

見たはずがない。


そんなものはいませんでした。

ゴキブリなんていませんでした。

いたはずがありません。


だけどちょっと、だけどちょっと。

ぼくだって怖いな。


ナニ、油虫の図体だけ大きくなったものと思えばいいのサ。


…余計気持ち悪かった。


屋外で遭遇するとは思いもよらず、スッカリ油断しておりました。

くわばらくわばら。


実は、我が家でも茶色いのが出た。それは気合いで撃退した。

バルサン焚こう焚こうと思って夏が終わる。

バルサンって効くのかしら、と疑っているうちに夏が終わる。


どなたか効用のほどをご存知ありませんか。