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ひえー、疲れた。
さて、本日、ふとしたことで中学生の国語の教科書を読みました(現在はそういう関係の職場なのです)。
私が中学生の頃にも載っていたお話が載っていて、つい読んでしまいました。
それは、井上ひさしさんの『握手』です。
それではピンとこなくても、「ルロイ先生とオムレツ」と聞くと思い出してきませんか?
中学生の頃は特に何も思わずに読みましたが、今日読んだら仕事中なのに涙が出てきてたいへんでした。
20ページ程度で、「ルロイ先生」という人間がはっきりとわかります。
ほんとうに、感動的なぐらい。
感動的なのですが、ルロイ先生は理想化・英雄化されて祭り上げられているのではなくて、派手ではないけれど人間として実際に生きた、そのしっかりとした重みがあるのです。
中学生の教科書には、今になって読めば当時と全然違って見えてくるものもありますね。
逆に、どうして載っているのかいまだによくわからないものもありますが、それは多分好みの問題なのでしょう。