この日はYC病院へ栄養指導を受けに行った。
もちろん女房同伴である。

と言っても我が家の食事は女房が一手に作っている訳ではない。私も作る。
月水金の夕食を私が、火木土の夕食を女房が作ることになっている。そして日曜の夕食は2人で交互に作る。
朝食は前の晩のおかずの残り等を使って各人(息子を含めて)が勝手によそって食べる。
平日の昼食は、息子は勤め先の食堂で食べるので夫婦2人だけの問題だが、有り合わせの物を食べたり、冷食をチンしたり。スーパーやコンビニでお惣菜・弁当等を買って食べることも多い。麺類になることも多い。
週末の昼食は、やはりお惣菜・弁当等が多いが、女房が簡単なものを作ることもある。

栄養指導室は意図してかどうか不明だが、病院内の食堂の隣りであった。

食生活に関するアンケートを予め渡されており、記入済みなので、それを受付に提出する。
管理栄養士さんがアンケート回答を見て色々説明してくれるが、その前に主治医から「塩分6g/日以内、カロリー1800kcal/日以内に制限」との申し送りがあったと言う。
多分私の腎臓の状況を鑑み、何らかのガイドラインに基づき機械的に書いたものと思われるが、余計なことをするものである。

カロリーはともかく、塩分6gなんて厳しすぎて、そんな簡単に達成できるものでもないし、守るつもりも更々ない。
大体、呼吸器内科の門外漢は黙っていてほしい。こういう事を書かれると(形式的に医師の発言の方が強いので)管理栄養士さんの率直な意見が封じられ現実的な対応策が見えなくなる。

管理栄養士さんの話をまとめると、
・味噌汁、澄まし汁、スープ等、食事と合わせて飲む汁物は一切NG。
・(私は牛乳を毎食ごとに飲んでいたが)牛乳はやめて、その代わりご飯を今より増やすこと。
・肉/魚/大豆製品/卵を増やすこと。
・昼食に汁物の麺類を食べるときは汁を残すこと。
・(私は野菜100%の野菜ジュースを飲んでいるが)それでも野菜の摂取を増やすこと。マヨネーズを使っても良い。ドレッシングより良い。
・フルーツをもっと摂ること。

主治医の余計な申し送りのセイで塩分制限が強調された内容となった。
ま、どこまで守れるか分からないが、せいぜい意識して食べることにしよう。

慢性腎臓病にあってタンパク質の取得はどうかと尋ねると、極端に多くならない限り、あまり気にせず摂って良いとの事。
カリウムについても聞いたが、私の血中カリウム濃度の検査結果を見て、問題ないので制限する必要はない、との事であった。