一輪挿しを始めるにあたり、花器が用意されていれば他に道具類はほとんど不要ですが、1つだけ鋏は用意する必要があります。園芸用のよく切れる鋏。
私はとりあえずダイソーで安物を買いましたが、軌道に乗ればもっと高価で切れる鋏を改めて購入したいと考えています。

さてカーネーションですが、とりあえず活けてみました。「三日月形」が案外小さくて壁に1つだけ飾ると目立たないので、女房の意見を取り入れて2つ並べてボリューム感を出すようにしてみました。
こんな感じ…

 

いいのですが何だか下半分が寂しい感じ、物足らない感じがします。下半身スカートを履いていないような感じ。

これを補おうと思い1つ思いついたのがポインセチアです。
一昨年、取引があった業者さんからお歳暮にポインセチアの鉢植えを頂きました。これが未だにあります。女房が丹念に水やりをやっていて、今や緑の葉が青々と生い茂っています。



頂いた時はもっとコンパクトで赤かったのですが…。
この鬱蒼ととしたポインセチアから2~3本枝を頂戴してカーネーションの一輪挿しに足してみたらどうでしょう?
こんな感じです(「バリガラス」へ活けたもの)…

 

 

ポインセチアの葉っぱが、ちゃんとスカートの役割を果たしています。

キッチンとリビングの境の壁にも加えました。



ポインセチア、いい仕事しています。

一輪挿しの花の水は毎日替えるように言われいます。それで水はどうかな?と様子を見ると…驚くほど減っています。特に「三日月形」は瓶が試験管の流用なので減りが速いです。1日経ったら残りわずかでした。
花は驚く程水を吸うんですね。生命力が強いです。

さて最後に、2つ並べた「三日月形」の一輪挿しはどうなったか。
これもポインセチアのスカートでは変化に乏しいので、自宅近くの草ボウボウの公園から雑草を摘み取ってきて加えてみました。



笹っ葉と、名前を知らない雑草ですが、いかがでしょうか?