今日と明日のブログは癌とは直接関係ありません。
新型コロナ対応の一般的な話です。
私の12月11日のブログからハッシュタグ"#GoTo即刻中止を"を付けていますが、お気づきでしょうか。
以下は経済よりも感染防止優先の立場から述べますよ。
GoTo事業が第3波に、どの位影響を与えているかは有識者の間でも見解が分かれているようです。ただGoToイートは、かなり悪者だったようです。
"だった"と過去形を使ったのは、GoToイートの特典の1つであったポイント付与が設定予算を使い切って11月中旬で終了したからです。
実は私はGoTo事業には全く興味が無かったので、今回調べて理解したのですが、GoToイート対象飲食店をオンライン(ぐるなび等)で申し込むと1人1000円相当のポイントが付くといった内容でした。これを活用して飲食をしてコロナをまき散らした例が多かったそうです。
一方GoToトラベルは、どの程度感染増加に寄与しているか明確ではありません。
直接の寄与は不明ですが、メッセージ効果は相当あると考えます。
今足元で感染者数が増加している主たる原因は人々の気の緩み・自粛生活への飽き・新型コロナに対する慣れ等でしょう。これだけ感染者数が増加しているのに横浜駅前など人出が減るどころか直近で増えているのですから。
これを4~5月頃のマインドに戻すにはショック療法が必要です。
それにはGoTo事業一旦中止が、かなりインパクトがあるのではないでしょうか。
本日政府はGoToトラベルの一時中止を判断しそうですが、東名阪+北海道に限られそうです。そんなんではなく全国的にGoTo事業全面停止にすべきです。現に私が住む神奈川では医療崩壊が起きているのですよ。
それでも効果が無かったら緊急事態宣言ですね。
そんな事をしたら飲食業・観光業・ホテル旅館など軒並みつぶれて自殺者が増え、その数がコロナの死者を上回る、という声が聞こえます。
でも考えてみてください。新型コロナは治療方法が現在無いのです。3月下旬ころアビガンがどうだとか時の首相が言っていましたが、とんと音沙汰無くなってしまいました。今使われているのはレムデシビルですが、これも特効薬と言うにはほど遠いですね。
一方自殺者に関しては、要はお金が無くて困って自殺するんでしょ。
だったら単純に、お金を手当てしてあげればいい。それが何よりも特効薬です。
4月に緊急事態宣言が出た時、飲食店等の休業要請は保障とセットで行うべきである、といった正論が論じられました。橋下徹氏が急先鋒でした。
あれから8カ月も経過していますので、さぞかし国会で議論が深まっている事でしょうね。
それと今のコロナ対策の各種補償制度は複雑で条件が多く手続き煩雑で時間も掛る。これは行政の問題でしょうか。
そんな難しい事を考えず、自殺しそうな人にお金が渡る方法を考えればいいのです。生活保護の制度流用などでもいいと思います。
(感染防止vs経済対策について、今日は私なりに結論が出たように思うのですが、明日はもっと恐ろしい悪夢について書きます。この悪夢が現実になるようなら今日の結論など簡単に覆ってしまいます。)