有名大学病院へ予約なしで行く事になったので、数時間待たされるのを覚悟で、
朝6時20分に自宅を出ました。
 
思えば横浜市以外の病院にかかるのは、癌になって以来初めてです。
 
病院に着いたのは8時少し前。
 
すでに受付など始まっていて、まずは初診の申込み。
診察カードを作ってもらい、2階の脳神経センターの受付へ。
 
問診票を3枚書いて係りの人に渡すと、
「診察は9時からです。順番は一番最初です。」
と言われました。
 
周りを見渡すと、待合室に待っている人は、ちらほら、といった感じです。
時刻は8時20分。いつものYC病院の方がよっぽど混んでいます。
何だか、拍子抜けしました。
 
9時ごろになってようやく席が半分ぐらい埋まってきました。
 
しかし9時になっても一向に診察が始まりません。9時30分になってようやく診察開始。
なんかのんびりしています。
 
医師「あぁ、メチオニンPETね。それで来たんですね。」
私「3年前にサイバーナイフを受けていて、その壊死なのか、
それとも脳転移の再発なのか、はっきりさせたいのです。」
 
医師「少し前のMRIを見ると、一旦病変が完全に消えているので、
全く同じ場所の再発は可能性が低く、壊死の可能性が高いですね。
だけど小さい病変ですね。もうしばらくMRIでフォローして、
様子を見てはいかがですか。」
 
私「6mmの病変では小さすぎますか?」
医師「そうですね。PETをやっても偽陰性になる可能性が、かなりあります。」
 
実は私も内心この事が気がかりだったのです。
せっかく検査を受けても、陰性になり、精度がはっきりしないのでは、
意味がありません。
 
医師「メチオニンPETはいつでも受けられますから。急ぐ必要はないのでは。」
 
東京女子医大病院が案外気軽に受診できるのが分かったので、
メチオニンPETは次回のMRIの結果を受けてからでもいいか。
そんな気がしてきました。気が楽になりました。
 
それで、今日はそのまま帰ってきました。