以前のブログで、厚生労働省が、オプジーボの臨時値下げ(来春をめど)を、
25%程度下げる予定だと書きました。
 
毎日新聞によると、首相官邸あたりから横やりが入って、
50%引き下げの方向になるようです。
 
50%引き下げとなると、現在1回あたり約130万円ですから、65万円になるという事で、
これは、アリムタよりも安くなります。
(アリムタは1回あたり80万円くらい)。
 
なお、メラノーマに対して承認されている、
オプジーボに類似の免疫チェックポイント阻害薬であるキイトルーダ
(一般名:ペムブロリズマブ)は、この動きに影響されて、
昨日の薬価収載を見送ったそうです。
非小細胞肺癌への適用承認を待って、薬価収載となる方向のようです。
 
免疫チェックポイント阻害薬は、新種が続々と開発されていて、
承認前を含めて現在7種ぐらいがあるようです。
いろいろあるのは良いけれど、どれを選ぶのか、判断基準がわからず、混乱しますね。
 
(ニボルマブ、ペムブロリズマブ、イピリムマブ、トレメリルマブ、アテゾリズマブ、
デュルバルマブ、アベルマブ)