毎日暇で退屈な病院暮しですが、それでも水曜日はいつもより忙しいのです。

朝食後に呼吸器内科部長先生の回診が、大勢の医師をぞろぞろと引き連れてあり、
「もう気持ち悪くありませんか?」とご下問があったので、「気持ちは悪く
ありませんが、身体が痒くて眠れません。」と申上げておきました。

部長回診一同は次の患者へ移ります。

すると、ぞろぞろ連中の中からN医師が残って、腹や腕の赤みを見てから、
「今日は皮膚科を受診しましょう」と言い残して、後を追います。

10時ごろ看護師さんのシフトの交代。
その後部屋の大掃除。

毎日床やトイレは掃除のおばさんが掃除してくれますが、
水曜日は、ベッドのシーツや布団も交換です。
元気のいい患者は、一旦部屋の外へ追い出されます。

昼食を食べ終わった頃、皮膚科から呼び出しがあり、診察。

・痒みは抗癌剤の副作用の可能性ももちろんあるが、
 ラキソベロンの副作用の可能性もある。
・ステロイドは、より強いのを出しておくから、来週また様子を見せに来て欲しい。
・それまでにひどくなるようだったら、伝えるように。

という事で、薬がアンテベート軟膏(Very Strongステロイド)に変わりました。

多分ステロイドの強さを変えても、状況は変わらないと思いますが。