厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会2月26日の会合で、
タグリッソ(一般名:オシメルチニブ; 開発コード;AZD9291)の承認が、
無事了承されました。

これで半月~1か月後には、正式承認となるでしょう。

オプジーボの場合は、正式承認後半月で使用開始となりましたが、
あれは、メラノーマ用にすでに販売されていた薬ですからね。

タグリッソの場合は、販売のための準備が必要で、それに1~2か月
かかるそうです。

非小細胞肺癌では、他にジカディア(一般名:セリチニブ)承認が了承されています。
これは、ALK融合遺伝子陽性の患者さん向けの第二世代分子標的薬。
ザーコリが耐性になった患者さんに適用です。

ALK融合遺伝子陽性は、EGFR遺伝子変異陽性よりずっと頻度が少ないです。
また、EGFRとALKは、排他的で、同時には陽性にならないそうです。
(日本肺癌学会:肺癌診療ガイドライン2015:6.分子診断)
だから私の場合は、調べてもくれませんでした。