カンボジアの地雷原で、地雷撤去を行う、日本人のドキュメンタリー番組をみた。作業車を作っている会社の社長さんで、ショベルカーを改造して、地雷撤去車両を作り上げた。

ショベルカーに乗りながら、がんがん雑草を除いて地雷を見つけ出すのだが、

作業中に地雷が爆発しても全然大丈夫。作業員の安全性が飛躍的に向上した。(作業効率も)


この社長、終始ニコニコしながら、同行したレポーターに『ここから、あっちまで全部地雷原だからね』なんて話しており、ぴりぴり限界ムードが漂う現場かとおもいきや、結構ホンワカムード。


『緊張する作業だからさ、リラックスしていないとダメなんだよ』

『自分の身に置き換えたらさー(地雷で手足を失うこと)やらなきゃダメだよねー』


誰も通らない道路を作ったり、高額なメンテナンス費用が発生する医療器具の支給など、

政府の行う支援より、地雷撤去の作業者のほうが、よっぽど現地の人達の役に立っていると思う。


派手に巨額を費やす目立つ支援より、地味でも現場の状況にあった支援活動をして欲しい。