きゅうりくんは受験先を決める時に迷っていることを私に相談したり、成績の話をしてきたり…。
でも私は受験に関しては、ほぼノータッチでいました。
高校受験では関わり過ぎてうまく導いてあげられなかったし、年齢も年齢なので、本人、学校、塾に任せました。
大学受験の本番のこの冬は、高校受験の時より塾の授業時間が断然少なく、高校の授業がない日は家にいても遅く起きてきて、やっと授業にだけ出かけて行くような日々でした。
私の想像していた大学受験は高校受験よりもハード
中高一貫の子や全国から集まった子、浪人の子達と戦わなくてはいけない戦場といったイメージでした
なのに高校受験よりこんなに勉強時間が少なくて良いのか!?
でも冷静に考えてみると、高校受験の時は塾に拘束されている時間が長かっただけで、実際は右から左へと流れ、殆ど身についていなかったのかもしれません。
大学受験の塾では決まったプログラム無しに、きゅうりくん自身で好きな授業をチョイス。
まず英語だけ一コマ授業をとってきました。
でもすぐに、
「やってる内容が意味がない」
とキャンセルし、以降受験まで一度も英語の授業を取ることはありませんでした。
その後は別の科目を一コマとっては辞めたり追加してみたり....。
誰からも強制されず、行っても行かなくても何も言われない。
そして模試の成績を私が全く気にしない。
という日々に、きゅうりくん自身はマイペース、ノンストレスで過ごしていました。
そんな姿に、中学校の時もこんな感じでも良かったのかも、と思いました。
中学時、wという塾の入塾前面談で、「◯クラスにいたら早慶は当たり前です!」
と言われ、◯クラスに配置された時から目指してしまった受験校。
でも、中学時代はもっと苦手科目を潰せる様な、ゆったりした塾がきゅうりくんは合っていたのかもしれないなぁ....と今更ですが思います。
そして、情報は多ければ良い!という私の考えであれこれ伝えまくっていましたが(決して強制はしてない)思春期の彼にはかなり鬱陶しかったに違いありません
今振り返ると、もっと力をいれずに気楽に子育てしても良かったんだよな〜と感じます。
大学受験では、きゅうりくんは最後まで伸び伸びとしていました。
受験が始まってからは完全にノー勉になりスッキリとした表情になりました。
寝ないで受験会場に向かったり、体調を崩したり、かなりバタバタとした受験期間でしたが、合否発表ではきゅうりくんはもっともマイペースでした。
ある合格発表の前日は、「次の日は何の用事も無いから一日寝るから起こさないで!」
と部屋にこもり、
朝の合否発表が気になってその内起きてくるかと思いきや、ずっと寝続けていました
14時過ぎになってゴソゴソ起きた気配がするけれど、中々部屋から出てこないきゅうりくん
堪らず私の方から声をかけにいきました。
「(大学受験結果は)どうだったの?」
「え?」
「今日◯◯大学の発表でしょ?」
「あー、忘れてた」
高校受験の時は早く合否結果がわかりましたが、大学受験の結果が出るのは結構遅いからか、びっくりする様な答えが返ってきました
きゅうりくんの受験はずっと最後までこんな感じでした。
簡潔にしようかと思ったのに長くなってしまったので、次回を大学受験最後の記事にします🙇♀️