話題の論文を読んでみた。
今、世間で話題の田母神俊雄元航空幕僚長が書いた論文を読んでみた。
http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyu...
世間で騒ぐようになって以来、一度お目にかかりたいと思っていたのだが、親が観ていた『TVタックル』の後そのまま点けっ放しになっていた『報道ステーション』の映像で、どうやらネットで読めるらしい事が分かり、さっそく探してみたのだ。
読後思った事は「これのドコに問題が?」であり、次に「しかし、これで三百万はボロイな。」であった。笑
文体自体は少々稚拙だが、内容は至極もっともであり、全く問題はないのではなかろうか。
俺にとって目新しかったのは、日米開戦の裏にコミンテルンの陰謀が!というところくらいであり、それだって探そうと思えば誰にでも探せる資料からの引用なワケで、もしかしたら知らないのは俺くらいだったのかもしれない。
要するに、何の問題もない当たり前の事を当たり前に主張しただけの、当たり前の論文というのが俺の感想だった。
強いて問題を挙げるとすれば、国家に携わる人が国家の間違った意見と違う、正しい意見を口にしてしまったという事くらいか。
本当に問題なのは、この当たり前を当たり前に主張すると、まるで火星人でも攻めて来たかのように沸騰して騒ぎ立てる世間、もっと言えばマスゴミの方なのだろう。
しかし、正しい事を正しいと言って問題視されるとは、全く浮世は生きづらい。