那須・福島旅行 | お弁当、その他もろもろ

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海外向けにネットショップでお弁当箱を販売しています。その周辺の話、それと関係のないもろもろの話を書こうと思います。

週末は、東北に車遊びに行きました。 当初は福島で一泊して・・と思っていたのですが、あまりの豪雨に恐れをなして、初日は那須塩原で様子を見て、二日目に福島に行ってきました。結果的には、おかげさまで、用意した傘も殆どいらず、楽しい旅行でした。ニコニコ


那須塩原ではとりあえず宿を押さえてから、サイクリングに出かけ、2時間ほど牧場やらを巡った後、ゴルフ練習場へゴルフ。 都内では見ることのない300ヤードの打ちっぱなしに二人とも燃えメラメラ、それぞれ200球ずつ練習しました。 クタクタになって、夕食後はTVを見る間もなく寝入ったのですが、夜中に震度5の地震に飛び起きショック!、寝たような、眠れなかったような一晩でした。


翌日は無人の野菜直売所でカラフルなお野菜をまず購入しました。 こちらのカラフルニンジンと、ブルーベリー500グラム、四葉きゅうりに、とうもろこし、ナスなどなど。

ブルーベリーは、目の弱いだんな用にジュースにしますが、ブルーベリーマフィンも久々に焼いてみようと思っています。

ケークサレな日々


こういうお野菜がすぐ手に入る環境って、本当に贅沢ですよね~。

ケークサレな日々

その後、建築物フリークのだんなが行きたがっていたいわき市の白水阿弥陀堂 に向かいました。 白河を抜けて、阿武隈高地を越えて、いわき市へ向かったのですが、途中の田園風景のきれいなこと! 以前、夜に福島を通り抜けたことはあるのですが、昼間ゆっくりドライブするのはこれが始めてです。 稲田が広がり、遠くに青々した山を臨み、川にはサギがいて、桃やりんごがなる様子は本当にのどかで豊かな印象を受けました。福島第一原発のあたりにも同じような田園風景が広がっているとTVなどの報道で認識していますが、そこで穏やかな暮らしを営んでいた人たちの生活の場を奪ってしまった原発には改めて怒りと恐ろしさを感じました。むかっ


途中雨による通行止めなんかもあったりしたのであせる、迂回を重ねて、いわき市にはお昼すぎに到着しました。 白水阿弥陀堂は、平安時代に藤原清衡の娘が建立したとのことで、阿弥陀堂が国宝に指定されています。



ケークサレな日々



あまり建築物には興味のない私ですが、極楽浄土をイメージして作られたという庭園には、ため息が出てしまいました。

ケークサレな日々

豊かな水と、山の緑と、蓮の花に水鳥、平安時代の人が思い描いた極楽浄土と私の思う天国にはあまり開きがないようです。音譜



ケークサレな日々


その後私たちは、小名浜港に面した市場食堂というところで、ランチ。海鮮どんぶりを頂き、その近くにあったアクアマリン福島 に行って、帰って来ました。 海は穏やかでした。


ケークサレな日々


地元の方がお話くださったのですが、3月11日にはこちらの博物館にも天井まで津波が来て、7月半ばにようやく再オープンにこぎつけたとのこと。でも福島の海で揚がった海産物には依然値がつかないことから、震災以来漁師さんたちは一部を除き漁に出ていないとこのこと、当然市場もしまったままとのことでした。 私たちがいただいたどんぶりも福島の海の幸ではなかったんですね。


原発無しでは、私たちの今の生活スタイルをそのまま維持することは難しいでしょうし、それ以上に産業が海外に流出してしまって長期間にわたる大きな影響があるんだろうとは思いますので、軽々しいコメントは出来ないのですが、改めて今回の原発事故の影響の深刻さを思い知った一日でした。


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