ファミコン豆知識 ~文字だってグラフィック!?~
前回に続いて、制限にまつわるお話を。
ファミコンの場合、
文字は特別な領域で設定して、それを呼び出している訳ではなく
実は1枚の絵の中に、必要な文字をたくさん書いておいて
それを「切り取る」形で表示しているそうです。
その為、できるだけ使う「文字の種類」を少なくする
そんな努力が行われていたのです。
わかりやすい例でドラクエⅠにおけるカタカナ表記調べてみました!
<魔法>
ホイミ
ギラ
ラリホー
レミーラ
マホトーン
リレミト
トヘロス
ベホイミ
ベギラマ
(濁音は「゛」と文字の組み合わせ表記です)
<地名>
ラダトーム
ガライ
マイラ
リムルダール
メルキド
<敵>
スライム
スライムベス
ドラキー
ゴースト
メイジドラキー
メーダ
メトロゴースト
ドロル
ドラキーマ
リカント
リカントマムル
キメラ
ゴールドマン
ヘルゴースト
ドロルメイジ
メタロード
メタルスライム
メイジキメラ
キラーリカント
ドラゴン
スターキメラ
ゴーレム
キースドラゴン
ストーンマン
ダースドラゴン
<武器、道具>
ロト(ロトのつるぎ、ロトのしるし)
はあ…疲れたw
これだけあって、なんと以下の20文字で構成されていました。
イ
カ、キ、コ
シ、ス
タ、ト
ヘ、ホ
マ、ミ、ム、メ
ラ、リ、ル、レ、ロ
ン
今ではすっかりお馴染みの名前たちですが
こうやって眺めてみると、開発者さんたちの
苦労が感じられますね。
今日の一言 in 20文字
「マイカイダガ レトロガスゴイト カキコンダ」
(30分考えましたw)