黄昏どきから十五夜と同じ海辺でお月見

太陽か傾いて気がつくと東の海空にひっそりと

少し欠けているのが風情があり〜



小一時間で昏れなずみ海面に照り映えました

こんなに長くお月見を嗜むのも久しぶり

中秋の名月もここからで澄みきった夜空でした



十三夜を追いかけて帰宅しても

一晩中月を見上げてまさに月光浴ざんまい

後の月も満喫して片見月にならず安堵しました



栗名月や豆名月にちなんで見立て菓子

栗餡包んだ照り葉はやはり彩りと葉形が難しいけれど

愉しい手仕事  銘〜山家乃秋〜 お月見の一服



後二夜ほどで望月ですが満月でない頃合いが

妙に心に叶い愛おしいてすね

   〜望を待つ月の心根あはれなり

      海辺に漂う十三夜かな〜  道禹



好きな小皿並べて十三夜膳

秋の味覚のお惣菜ですが〜 栗や豆尽くし

夏疲れを癒し厳しい冬に備える古来の人達の知恵を

感じながら頂きました



紅葉狩りにはまだ間がありますが冬は駆け足で

訪れます、ますは衣替えから〜ですね