八月はいつも鎮魂の想いが続きますが

この夏はパリオリンピックで悲喜こもごも

ハラハラドキドキしながらTV観戦

勝者も敗者も感動的なドラマがありますね



終戦記念日は神護寺展の後期にお出ましの

赤釈迦如来にお参り精緻で優美な描写に

引き込まれて暫し佇みました

平安貴族の美意識に改めて感じ入りました

薬師如像と対象的ですね




2度目の拝観なので新たな気づきもあり

五大虚空蔵菩薩も表情が違い尊い美しさ〜

ゆっくり対峙しながら心癒されました



東博は新しい試みを次々しています





内藤礼の〜生まれておいで/生きておいで〜

目を凝らさないと分からないような縄文土器類や

動物骨と現代器物を組合せた作品

不思議な世界に迷い込んだ心地でした

太古から綿々と続く生と死の営みに想いを馳せる

感性が試されている様でした

現代アートも愉しいですね

今回は歴史的建造物と収蔵品の見事なコラボ

良い企画だと思いました



建物自体が絵になっている

空間アートを垣間見た気分になりました



帰路季節毎に寄る老舗和菓子屋

目の前で作ってもらえるので嬉しい主菓子

迷いながら朝顔で一服



コナシで指さばきが見事で美味しく頂き

諸々の御魂に合掌と今生きながらえている事に

感謝いたしました