年明け早々の能登半島地震に心痛む日々

自然は災害という牙をむきながら慰めも与えて

節気を分けていきます




寒牡丹は神苑池端に美しく咲き誇っていました



藁づとが愛らしくいかに大切に育てられてきたか

いつも感心します



茅の輪を巡り諸々の災いを払うお詣り

やはり神頼みですね



立春に想う古歌かあり鶯落雁型を使いたくて〜


    雪のうちに春はきにけり鶯の

      凍れる泪今やとくらむ  二条后


鶯の擬人化が巧みですね

梅に群れるのは鶯色のメジロで古代人の勘違い

しかし初音と相まって好まれたのでしょうね

日本人に刷り込まれた色合いになりました



手放しで喜べない立春大吉ですが

冬を乗り切った事に感謝しましょう

春散し寿司を囲んで愉しい集いになりました