処暑から秋分過ぎでも夏日続き

秋彼岸花がいつもの場所に

咲いていなくてガッカリ

それだけ暑さが残っていた〜



でも秋の七草を見っけてほっこり

地球規模で自然界に異変あり



秋の観能が何よりの愉しみ

金春宗家親子の共演でした

若宗家の神楽式は翁の小書の一つ

翁と三番叟は直面に白無垢装束

奈良若宮御祭で代々奉納され

中々拝観する機会が無い演目

より原点に近く清浄感がありました


安明師の卒塔婆小町

零落した老女と高野山僧との卒塔婆

問答難しい~仏も衆生も隔てなし~が

心に響きます

後半秋色合いの長絹をまとって女物狂

深草少将か取り憑くバランスが秘曲と

言われる至難の業らしい

安明師は枯淡の趣きで魅了されました

長絹の柿渋を掃いたような茜色が

奥深く小野小町の面影を感じました



朝夕の涼風が嬉しくてベランダ朝食

花枯れですが爽快感あり

小指程の紅芋から根が育ち青々

中秋の名月に掘り出してみます

お供えになるかしら