秋日和に念願の宗像大社詣りが叶いました
秋の大祭が終わった後で菊花展をじっくり
見事な懸崖など目の保養になりました
宗像大社は日本書紀の神勅に由来
〜天孫を助け奉りて 天孫に祭かれよ〜
宗像三神が大社と玄界灘の要衝に降臨
近年沖ノ島の発掘で八万点もの神宝が出土し
話題になったり神宿る島と世界文化遺産に
長閑な田圃が広がり鎮守の森を感じさせます
本殿拝殿は焼失後1578年に再建され
桃山時代初期の様式が残る重要文化財
樹齢550年の楢の御神木
大社の表紋は菊ですが裏紋は楢ノ葉
一世一代の宗像詣りですからゆっくり巡り
お目当ての神宝館へ
くんち飾りに九州に降り立ったと実感
沖ノ島よりの数多の鉄片など考古学上貴重な
国宝が余りにも多く目が寄りそう〜
大和朝廷との関わりや古代史を学びたくなります
国宝の印象的なものを挙げます
国宝〜子持勾玉〜 少し大振りで色目が素敵
さらに興味深いものが〜金銅製高機〜
現代の織機と変わらないのにも驚き
唐三彩小壺が見事で大陸と交易が盛んだった
殆ど人が居なくてゆっくり鑑賞できました
宗像大社は辺津宮で玄界灘の大島が中津宮
沖ノ島が沖津宮の三宮に鎮座
玄界灘を眺めたくて港へ廻ると丁度
大島へのフェリーが出る時間
帰り時間を逆算しながら思い切って出航
玄界灘は嫋やかな島々が点在する静かな趣き
まさに天気晴朗で海風が心地よい
25分で着岸で観光客はチラホラ
ターミナルから程近い中津宮
海辺から参道を急な登りでした
簡素な佇まいの中津宮
やっと辿り着いた感動ありで諸々のお願い
織姫も祀られ七夕には島中棚機飾りの風習
大切な神事で日本独自の七夕発祥の地
八月七日の竹灯籠など眺めたいですね
島の対岸までいく時間がなく心残りでしたが
フェリーに戻りました
荒々しい玄界灘を予想していましたが
島々が美しく宗像三女神の次女タギ津姫神が
祀られる中津宮の大島へは又来たいですね
夕方のフライトに間に合うようにバス、JRと
乗継ぎ博多へ戻れたのも神の御加護かも〜
秋日和の心晴れやかなプチ九州旅でした