早朝の宗旦木槿 涼しげですがこの猛暑

すぐさま萎み儚い風情で手折って

朝茶事に活けたい想いです



休館中だった三井美術館で久しぶり

三井家の至宝の数々で目の保養してきました

改めて茶の湯独特の美意識を感じます

利休、秀吉など錚々たる人物の所持品を

購入した三井家の財力も凄いですね

見立てや金継ぎの景色で銘瀧川の青井戸茶碗

銘の付けかたが興味深く印象的

利休の銘の俊寛~黒楽茶碗を初めて間近で〜

国宝卯花墻は何度見ても素晴らしい



八朔は初穂を贈る習わしで田の実節句

我が家の田の実⁉️  八朔朝採りです

白ゴーヤは小振りですが初収穫

赤ピーマンは甘く、グリーンホルンも美味

プチトマトは皮硬めですが香りがいい

地産地消ですが八朔祝い膳に



4日までは土用の丑なので白焼鰻御飯

冬瓜冷ジュレ仕立腕 田の実は焼物

白茄子田楽は茄子がトロトロで美味

自家製の食材があると豊かな気分になり〜



八朔のご挨拶をする習わしは今も続いてます

茶道では千家十職家が三千家へ挨拶まわり

舞妓さんの黒紋付正装でのご挨拶など

京都の暑さを想うと気が遠くなりますね



八朔祝い行事は初節句の子等の成長を願い

藁馬や団子雛を飾る風習も残っていて

ホッコリします

見立て飾りで主菓子は葛団子雛で一服

この猛暑とコロナ禍の二重苦を恙無く

乗り越えられるよう祈るばかりです