昨日から今日未明にかけての修二会
籠松明が走る二月堂はこれまでニュースで
何度も観てきました
今回は生中継で内陣を垣間見ました
簡単に言い表わせない深く真摯な儀式!!
時間を忘れて見入りました


闇の中に灯しが眩い内陣を見つめるだけでも
稀有なる事ですね
お堂の四方に結界をし祈り十一面觀音に
懺悔し帰依、回向が繰り返えされる
灯しだけの闇夜に鈴、法螺貝、声明 
僧の履物さしかけは下駄の様で絶え間なく
踏み音が響き、まるで拍子木みたい!
香水が焚かれ延々と行は続いて
秘儀たる雰囲気を醸し出していました




五体投地なと様々な荒行が絶え間なく続き
圧巻は~達陀~ダッタン 内陣奥で松明を
振り飛び跳ねる
国宝の木造建築ですから火の粉か舞う度に
ハラハラドキドキしました


なが〜い修二会の行が満願になったのは
丑三つ時近くでした
東大寺大仏開眼供養より連綿と続き
1270回が無事終わりホットしました
奈良時代以上に疫病退散の願いは今日的
歴史を繰り返し辿っている心地がしました


精進潔斎している練行僧が作る椿の造花
門前には椿を模る菓子が出回ります
亡き茶道の師が毎年取り寄せてくれました


 〜糊こぼし〜 懐かしくて作ってみました

お水取りが春を呼ぶと言われるように
コロナに負けず春の訪れを待ちましょう