半年ぶりの能楽堂 心待ちにしていた演能


天から降ってきた鼓の名手 天鼓の物語です
妙なる音色に感じた時の皇帝に召し上げられ
天鼓は呂水に沈められ殺されます
前シテは子を亡くした父親の哀しみを
切々と感じさせる老体は秀逸でした
帝の管絃講に現われた後シテは亡き天鼓
嫋やかに軽々とまるで天人のように舞い
楽の音色が何とも絶妙!!
川面を飛び交う翡翠の化身に想えました
リズミックな躍動感は喜多流が舞金剛流
に縁があるのでしょう
喜多実をや友枝喜久男そして昭世師など
名人が多いですね

お孫の小鍛冶、若々しくて良き後継者に
育てられていると感じました


見所はほぼ満席、中庭で一息〜
昭世師の八十路とは思えない立姿
揺るぎない所作、老体と少年天鼓を
巧みに演じわけ魅了されました
舞納めと記してありましたが
米寿までも舞って頂いきたいものです


作物はバチで打つ鼓で四拍子の鼓は
胴形で調べの紐を締めたり緩めたり
繊細な美しい音色の和楽器です
偶には打たなければ、天鼓の手付を
見つけましょう


球根のサフランが開花❣️
オレンジの蕊が高級スパイスサフラン
3株で数本だけどサフランライスを〜
花言葉は歓喜または過剰の戒め
昨日からA B Cの開票速報を見てますが
どちらに歓喜の嵐かな
他国の大統領選挙だけど気が揉めます
それにしてもアメリカの選挙制度は
分かり難いですね