一気に冬本番になり氷雨でしたが
愉しみにしていた素浄瑠璃会に出かけました


普段は右手の床ですが本舞台で
太夫や三味線方が大きく見えました

菅原伝授手習鑑は歌舞伎などで何度も
観てますが浄瑠璃だけで聴くとより語りが
訴えかけてきます
織太夫はメリハリの効いた語り口!!
まるで舞台の場面変換を想わせました


忠臣蔵の勘平切腹の段もお馴染みの演目
咲太夫は枯淡で味わい深い語りに趣きあり
燕三の太棹は何処か澄み切った音色でした
一部二部とも満員御礼❗️ 一人おきの席ですが
やはり愛好家が多いのですね

どちらも義や忠が重んじられた時代ですが
現代でも妙に共感するのは不思議だけど〜
日本人の本質を見据えた作品なのでしょうか
刷り込まれた連綿とした情緒を感じました