まだ春花壇には間があり、水仙がひっそりと
春告花はスノードロップが嬉しいけれど〜
冬と春のあわいは硬い蕾も愛おしいもの
1966年の公開から半世紀も経っていても
全く同じキャスト、スタッフで制作された
奇跡のような映画ですね
🎶ダバダバダ〜は名曲かも知れませんね
80代後半になった主人公達は自然体で魅力的
一世を風靡したカーレーサーのジャンルイは
海辺の施設で余生を送っており記憶を失い
始めているが若き日に愛したアンヌだけは
鮮明に覚えていた
心配した息子がアンヌを探して父と会ってと
懇願し、アンヌは施設を訪れる
再会のシーンは何とも印象的
会っても直ぐにアンヌとは分からないけれど
洒落た会話で魅了されました
昔貴女によく似た女人を愛していた〜と
髪をかきあげる仕種や電話番号などを
綿々と語り心を開いていく〜
昔と今をフラッシュバックさせる監督の手法
どこかドキュメンタリーを想わせます
断片的な想い出が何とも切ないけれど
ユーゴが言う如くー人生最高の日々は
この先の人生に訪れるーがとても暗示的に
思えました
アヌークエーメは素敵な歳を重ねていて
ハッとするほど美しく寄り添っていく覚悟
まるで聖母マリヤを感じさせていて
心揺さぶられました
記憶のメカニズムはまだ分からない事が
多いようですが〜追憶や追想、想起など
言い換えた方が好きです
ノルマンディーの牡蠣を食べ歩きました
湾ごとに種類や味が異なる美味しい旅‼︎
早春の海岸沿いの板路を散歩したのも
懐かしい想い出
愉しみのひとつになりましたね
緑の夕陽は太陽が沈む一瞬❗️Green flash
過ぎた歳月の愛の象徴のように恋の成就か
素晴らしい余韻を残しました
寄宿生だった二人の子供達~同じキャスト!
既に60代だけど紡いでいける予感を〜
老いることは綺麗事では無いけれども
豊饒な記憶が残っていればGreen flashに
辿り着けるかもしれませんね